私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

藤の花の大敵*フジツボミタマバエ*らしい虫を捕獲しました! 訂正文追加しました。

2021年04月20日 | 虫のお話

~ 今年の山茶花の生垣と藤の花 ~

「大きな虫こぶ」持ちの我が家の藤ですが
頑張って40年も咲き続けてくれています。

※訂正
「大きな虫こぶ」⇒「こぶ病」
こぶ病は木の切り口などから細菌が侵入して起きる病気。
放っておくと徐々に木を衰えさせていく厄介な病気です。

詳しくは2018年4月24日の下記の記事をご覧下さい。
「わが宿に 咲ける藤波 けなげなる
幹をも根をも 病もちにて」

「幹のこぶ病」の他に
三年ほど前から
「花の蕾に出来る虫こぶ」も出来るようになり
今年もその虫こぶをせっせと取り除いています。




この蕾の白く膨らんだものが
フジツボミタマバエの幼虫の入った「虫こぶ」です。

これを取っておかないと
藤の花が終わる頃、地面にポロリと落ちて
そこからフジツボミタマバエの幼虫が這い出て
地中に潜って夏、秋を過ごして越冬します。

そして、4月の中旬に成虫になり
蕾に卵を産んで一生を終えます。

卵から孵った幼虫は、藤の木の養分を吸うので
段々と藤の木を弱らせていきます。




~ フジツボミタマバエの成虫と思われる虫 ~

アリに羽が生えているような虫です。

図鑑に載っていなかったので
ネットで画像を検索してみましたが
正確には分かりませんでした。






ボケていますが横顔の様子が分かります。

「フジツボミタマバエ」と思うのですが
良くご存じの方がおられましたら
教えて頂きたくお願い致します(^_-)-☆




※以前にアップした時には「ミタマバエ」としていましたが
正確には「フジツボミタマバエ」とのことです。










コメント (24)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 爽やかな*空木と都忘れ*を... | トップ | *美味しくて感激した尾道ラ... »
最新の画像もっと見る

24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (ベル)
2021-04-20 10:00:20
植物に疎い私虫こぶって初めて聞きました
藤の花ってそんなのができるんですね
花撮っててもそこまで気が付きませんでした
フジツボミタマバエ なんか海にいそうな名前ですね(笑)
花が多いから全部見て回るの大変ですね
こんなのがついて木が弱るの防ぐとなると大変ですね
返信する
 (tyako)
2021-04-20 10:31:03
おはようございます。
今年も咲きましたね。
子供を育てるのも、植物を育てるのも同じで大変です。
でも、そう云う事によく気が付きましたね。我が家では、葉蓋に使う梶の木が虫に卵を産まれて枯れてしまいました。
木が元気が無いな・・・と数日見ておりましたところ、葉がしんなりとし始めて枯れてしまいました。
木を切って見たら、たくさんの幼虫がおりましてビックリです。
カミキリムシの幼虫ではないかと??
初めての経験でした。
返信する
ベルさんへ (越後美人)
2021-04-20 10:58:57
おはようございます。

私もこの藤のお陰で「虫こぶ」を知りました。
木も古くなると虫や病気に持ちになるのだと、管理の大切さを感じました。
それまでは「放っておいても元気に育っている」と思っていたのですから、
藤の木には可哀想なことをしました(^^;)

今では脚立を立てて、高い所の花もチェックしていますよ。
良い美容体操になっています(^_-)-☆
返信する
tyakoさんへ (越後美人)
2021-04-20 11:05:25
おはようございます。

はい、今年も咲いてくれました。
年々花数は減って来ていますが、種から若木も育ているので、
いつかは新旧交代になると思います。

このフジツボミタマバエの虫こぶはよく目立ちますので、
分かり易くて良かったです。
それがカミキリ虫のように、木の中を食い荒らす幼虫ですと
外から見えないので、おかしい!と気づいた時には処置無しの状態になっていますね。
せっかく植えられていた梶の木が被害にあって残念でしたね。
おそらく、カミキリ虫の仕業でしょうね。
返信する
見事な藤♪ (ショカ)
2021-04-20 12:45:42
越後美人さん、こんにちは~。
見事な藤♪
山茶花の葉に映えてなおいいね。
昆虫はさっぱり(笑)。
しっかり駆除、大変!
返信する
教えて (チー子)
2021-04-20 19:05:08
藤の花 見事に咲いていますね
40年ですか 我が家も40年は過ぎてる藤ですが植木鉢では花が少なく気も弱っているみたい
昨年の植え替えも応えてるみたい

虫こぶ 花についてる分は良く解りましたが、幹にはどのようになっていますか
勉強になります
返信する
ショカさんへ (越後美人)
2021-04-20 20:12:27
こんばんは~。

有難うございます~(^^♪
我が家の藤は道路に面していますので、通りがかった人達が立ち止まって見てくれます。
この時期だけ散歩のコースを変えて、見に来る人もいるんですよ。
皆さんにも喜んで頂けるので、虫の駆除も手入れも頑張っています~(^_-)-☆
返信する
チー子さんへ (越後美人)
2021-04-20 20:24:57
こんばんは。

はい、今年も頑張って咲いてくれました♪
チー子さん宅の藤も40年ですか。
鉢植えで40年、よく持ちましたね。
また、植え替えも大変だったと思います。
お庭のどこかに下ろしてあげれば、また元気になると思います。

お尋ねの「幹に出来た虫こぶ」についてですが、
以前に
アップした記事を見て頂けると、写真つきでよく分かると思います。
「藤の木を弱らせた犯人は?」で検索して頂くと私の記事が出てきます。
何か参考になると嬉しいです(^_-)-☆
返信する
フジツボミタマバエ (イケリン)
2021-04-20 20:36:50
越後美人さん こんばんは。
フジにできる虫こぶを調べて見ると、
丸い蕾は確かにフジツボミタマバエという小さな昆虫が作る
虫こぶのようで、一つの蕾に1~ 15頭の幼虫が寄生するみたいですね。これを退治するのも大変なことのようです。
成虫はよく知らないのですが、フジの木から捕獲されたのですから、その可能性が高そうですね。
返信する
こんばんは (延岡の山歩人K)
2021-04-20 21:00:02
綺麗なフジの花に天敵がいたのですね
 >フジツボミタマバエ
聞き覚えがある名前だと思ってましたら
以前にもアップされていたのですね
徹底的に駆除 お願いします。
 ついでに
新コロナ も 越後美人さんに退治お願いしたいです。
返信する

コメントを投稿

虫のお話」カテゴリの最新記事