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祇園後祭

先週24日の「祇園祭後祭」。 山鉾巡行は長いこと17日の前祭だけでしたが 昨年から24日の後祭にも行われる本来の姿に戻って 2回目の夏。
昔から「油照り」と呼ばれる暑さのなか、9時半ころから御池通りに並んだ山鉾が曳かれていきます。



「え~んや~らや~~~」の掛け声で ゴトリ ゴトリと鉾が進む様は壮観





一口に「山鉾」と言っても、見かけ上は人が曳く「曳山」=『鉾』と「舁き山」の2つがありますが、正確には、屋根の上に「真木(シンギ)」という20m近い「鉾」があって 長刀などそれぞれの鉾のシンボルが載る『鉾』と、「真松(シンマツ)」と呼ばれる松の木が飾られる『山』に分けるのが正解。
ちなみに一番上の「鉾」のように見える「北観音山」は、屋根の上にあるのは真松なので鉾ではなくて「山」と呼ばれますし、前祭の「綾傘鉾」と「四条傘鉾」は台車の上に大きな傘が架るスタイルですが、「鉾」の仲間。

こちらは、大船鉾の前を進む浄妙山。
平家物語の宇治川の合戦で、筒井浄妙が橋を渡って一番乗りをしようとした時、後から一来法師がその頭上を飛び越えて先陣をとってしまった様子を表している山です。

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