痛いと眠れない・・ +++++++++++++++++++
今まで、ただ、痛いという不快感で寝むりが妨げられていると思っていました。
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痛みは、脊髄の後角で神経を乗り換えた後
多くは脊髄から中脳を経て、視床へ伝わります。
それだけではなく、一部、視床下部に伝わります。
この視床下部、自律神経に関係していて
ここに沢山の刺激が入ると自律神経のリズムを崩してしまいます。
この自律神経のリズムで代表的なものが睡眠なのです。
痛くて寝られないと言うのは、このためだと
MGH(アメリカのマサチューセッツ工科大学総合病院)ペインマニュアルには
明記されていました。
なので、痛みが
大きく自律神経を変調させてしまっているとすると
免疫応答をも変調させてしまう可能性があります。
オピオイド受容体がマクロファージなどにもあるものですから
オピオイドは免疫力を下げると言われることもあります。
でも、疼痛があってこのように生活のリズムが
自律神経が原因で崩れることも免疫力を落とします。
やはり、痛みは積極的に緩和していったほうがよいと感じています。
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