クラブマネジャー星です。
広報誌エンジョイコミュニケーションの理事長年頭挨拶のなかで
上村先生が紹介した、
「高齢化と健康に関するワールド・レポート」を興味深く読みました。
http://www.who.int/kobe_centre/mediacentre/world-report-ageing-exs-japanese-rev.pdf?ua=1
今までの典型的な高齢者という考え方を取り払い、
加齢はその人個人の若いころからの環境、生活様式の影響の積み重ねで大きく差が出るとのことでした。
また高齢者は家族や社会に依存的であるという「思い込み」は間違いで
高齢者にかかる年金、医療などのコストより社会への経済的貢献のほうがはるかに大きいし
文化的や精神的な貢献は若い者には到底およばないレベルである、という内容でした。
まさに私も普段から感じることで、今、教室に来ている高齢者はとても気力体力ともに十分に健康な人が多くいらっしゃいます。
このような高齢者をもっと増やしていくような仕組みを作るかがこれからの私たちの課題だといえます。
それと同時に若いうちからもっと健康に目を向けていくことも大事だと思います。
若いうちといっても私は40代が人生の最初の分かれ道だと感じます。
普段接している元気な高齢者たちは若いころはほとんど健康を意識しなかったといいます。そのかわり、体を毎日真剣に使ったという記憶があるそうです。
つまり体力を生活の中で維持できていたと解釈できるのではないでしょうか。
現代社会は情報が誰でも簡単に手に入る世の中ですし、体を使うよりは頭を使うほうが多いと思います。
そして様々な職種があるなかで主な作業はデスクワークだとしたら生活の中での活動量が今の世なの中は少なすぎます。
歩数でいえば2000~4000歩の活動量しかないとしたら、健康になるには全く足りていない運動量なのです。
そこを意識して、若いうちから何か手をうっておけば、誰でも元気いっぱいな60歳になれる資格がありますし、
元気な60歳になれればその先は明るいでしょう。
そのなかでも「運動」は一番手軽に出来る健康法です。
若いみなさん、是非始めましょう。そのお手伝いをエンジョイSCがさせていただきます。