ふと考えたので書いておこうと思いました。健康運動指導士の星です。
先日、魚沼市の健康づくり計画の策定委員として会議に参加しました。まさに健康指導士のお仕事です!
健康づくり計画はこのたび改定となり平成27年から10年、37年までの計画が立てられます。魚沼市民が健康で快活に暮らせるように、取り組むべき行動やわかりやすい指標をこの委員会で検討し、原案作成までのお手伝いをするのが私たち委員の役割です。
ここに出席すると魚沼市の健康づくりの現状がよくわかります。さまざまなデータをもとに検証していき、各重点項目ごとに目標を立てていき、評価できるようにしていきます。委員も専門的な知識をもった顔ぶれが集まっているので新しい発見が多々あります。(他のメンバーは医師、歯科医師、学校教諭、学校栄養士、地域保健師、PTA役員、食生活改善推進委員など)
私も総合型地域スポーツのトレーナーという立場のほかに介護予防従事者、健診の保健指導などいろいろな面から意見させていただいてます。やはり現代社会は情報が簡単に手に入るせいか、健康づくりもいつでも簡単に出来ると思いがちです。その結果、その本質を見失うこともよくある話です。
いろいろな方法があるなかで、どのようなアプローチがいいのか。
そのひとつの指針になるべきものを作るのがこの計画の役割でもあります。
栄養・食生活の項目でいえば
1 主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を一日2回以上取る人を増やす
2 適塩を意識する
3 糖分摂取に気をつける
これを評価することを計画に入れています。
さらに、
4 適正体重を維持する人を増やす
という項目を入れるかどうか。
体重を気にする人はいても健康的に減量し適正体重を維持できている人が少ない現状があります。とくに20代から40代の働き盛り世代の健康意識が低いようです。痩せたいと思っている人は多いのですが、行動に反映されていません。
痩せる=食べない という簡単な方法では健康的ではないことをお伝えしたいです。生活習慣を少しずつ改善し、本当の健康体になること、そのお手伝いをしたいと思います。健康な人ほど食事に気を配ってます。それが習慣になっていて当たり前なのです。一生続けられる習慣、それがみつけられるかが大事です。
わたし自身も食事に気をつけていますが、たいしたことはしていません。
・タンパク質を上手に摂る
・緑黄色野菜
・腹八分目
この3つくらいです。しかし毎日です。出来ることしかしません。続けないと意味がないのです。
「楽しく運動する」
これも大事なキーワードです。人間は動いて、活動量を増やすことでしか健康になれません。
まさにエンジョイとスポーツ、これですね!
健康運動指導士、ますますがんばります。