■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

藤巻激場@中目黒

2008-10-31 | ラーメン
3000円のラーメンがあると聞いた。
美味しいらしい。

ならば・・・行かねばならない(笑)

矢印↓の行間にはかなりの葛藤があるのだが、
それでも食べに行くのは私の使命だとおもったので
いや、正直に言うと、好奇心に負けて(笑)行くことにした。
ちょうど同じようなレディーが居たので無理を頼んでご一緒してもらうことにした。

中目黒駅に到着したら土砂降りの雨。
駅からすんなり行って15分くらいと聞いていたが、私の足ではたっぷり20分はかかります。
案の定少し迷ったけど、初めてにしてはまぁまぁの到着となりました。

今は完全予約制。
初めての人は『赤』と呼ばれるデフォのトムヤンクンラーメンを食べることができます。
他のは食べられません。
でもまぁ、素直な私は、提供者の意図に添ってみたいと思うのでした。

広東料理のシェフだったとのこと。一通り説明を聞いて期待に胸が高鳴ります。

テーブルセッティングもちゃんとしてて、心構えができます(笑)





んで、ほどなく出てきたトムヤンクンラーメン。
蘭の花とレモンが好印象。
丼からは良い匂いが立ちのぼります。


麺はやや厚みのある太麺で、コクとスパイシーなスープによく合っています。
スパイシーなんだけど受けいられるすがすがしい辛さです。
麺はちゃんとラーメンの麺でした。
大きな海老団子!迷わず食べました(謎笑)だって、3000円なんだもの。
33種類の品目が入っているというトムヤンクンラーメン。
真っ当に美味しかったです。

麺を食べると次はご飯です。


タイ米に茗荷とパクチーの葉の刻みを天盛りにし、山葵を添えてます。
スープは結構辛いのにさらに山葵?
でもね、この山葵がなんとも清涼感があってよく合うんですよ。
スープのひき肉などの具とスープを掛けていただきます。
ラーメンライスっていうのかな(笑)


おいしゅうございましたよ。
それよりも、信念を持って作っている人の料理を食べに行くというのが
食べ手の使命だとおもいました。






藤巻激場

住所 東京都上目黒3-36-28

*要予約

定休日 水曜日

四季のラーメン@銀座五行

2008-10-30 | ラーメン
あのお方がラーメンを作るという。
そう、われらが憧れの一風堂の社長だ!
その日、ラーメンは限定200食!
情報をもらったので急いで予約をした。
第14作 四季のラーメン『アラ燻薫』(あらくんくん)と名前のついた一日限りのスペシャルラーメンです。
しとしと雨の降る中をなんとか迷わずにたどりつきました。


アラからとった潮汁、焼きアゴ、帆立貝柱、ゲンコツの4種類のスープ。
手切りの不ぞろいな麺と説明があるけれど、細めの麺でした。
アラは魚ヘンに荒野の荒の字でしたがIMEには無いのです orz

トッピングのピンク色に染まったアラは桜で燻製にしたもの。
香りと塩が結構しっかりついていて、やわらかな味の麺にはそれなりに合っているようでした。
季節の焼き松茸、ゴーヤとくずの磯辺揚げ、ピンク色のラディッシュ。
ラディッシュは、最初食べたときには気がつかなくて、
大根じゃなくて蕪なのかなぁ?なんて思っていました。

栗ご飯(おこわ)が添えられています。
そのままでも、スープに浸してもいい、お好きにお召し上がりくださいとのこと。


スープの味はあくまでも澄み切っており、4つの素材が違和感なく混在しておりました。
トッピングも楽しめました。
アラは、鮭ではなく鱒でもなく、アラでした(笑)
磯部揚げは葛と青海苔の割合がちょうどよかったです。
麺は粉の味も美味しいのだけど、早く食べないと食感が変わる麺なので
大急ぎでまわりに気遣う余裕もなく食べました。
いつも私のスピードでかみ締めてたら柔らかくなってしまうはず。
この私が丼までも食べちゃう勢いで完食!
うぃ~~、美味しかった


味にうるさい同行者もすっかり満足して、
「これはラーメンというよりは、フランス料理とか・・・そういう料理の世界の食べ物だなぁ」と感心しておりました。



そういえば、西麻布だっけ、五行に行ったことがあります。
新しい形態のラーメン屋だなぁとは思っていました。
そして銀座はビルの7階。
その一角に心地よい設い(しつらい)で在りました。
次回は銀座が似合うあの方をご案内しようと計画中の私です(笑)
そうなんです、また訪れたいお店です。






ラーメンダイニング 五行

住所 東京都中央区銀座2-4-6 銀座Velvia館7F

定休日 元旦



3店主ラーメンバトル

2008-10-28 | ラーメン
今回のメインはみなとみらいで開催された『ラーメン産業展』を見学することだった。
ラーメン関係者のみが入場できる見本市です。
私はここで新しい食材や厨房機器を見たいのです。
今はカタログやネットでなんでも確認できるけど、実際に見て触るというのもなかなか良いものです。

イベントとしては、有名3店主のラーメンバトルが一番興味ありました。
これは、『けいすけ』『せたがや』『ちばき屋』の店主が特設会場で3日間ラーメンを作り、食べ手のアンケートでの評価を競うという試みです。
2009年の流行はここからだっ!というようなラーメンを作ってみようというのがテーマなのかな。
600円で提供できるものというシバリもあります。
しかも、会場にはラーメン店主や関係者ばかり。
つまり、ラーメンのプロに出して評価されるのですから、男の世界って厳しいですよね。

私は初日と3日目、それぞれ各1づつ食べました。
2日目ははじめちゃんでつけ麺食べちゃったから会場で食べられませんでした(;;)
つまり、このラーメンバトル3種類を2杯づつ食べたわけ(笑)
うぃ~~~6食ですよ

■ジュレラーメン白2009 byちばき屋
麺は細縮れ麺
トッピングで面白かったのはメンマの代わりのカンピョウと
溶けてゆくジュレ。
スープは鶏がらと鯛。


■極致の「魚」塩ラーメン byせたがや
細いストレート麺、トッピングは岐阜の県豚と九条ネギ、柚子皮。
スープは鯛と鯵がメインでその他たくさん。水出し製法で興味津々。


■廣田さんが育てた京鴨のらーめん by初代けいすけ
太いストレート麺、トッピングは鴨とネギ、オレンジ皮。
スープは鴨ガラ。テーマは生産者の姿が見えるラーメン。



ごめんなさい。初代けいすけさんのラーメン写真、失くしました(号泣)
だいじに3種類撮影したのに・・・・カメラからPCに移すとき、酔っ払ってたのでどこかに行っちゃったようです。 orz

それにしても3つとも美味しかった(^^)
さすがでございます。
甲乙評価つけるのもムツカシイよね、これは・・・

3店舗とも店主さん自ら働いて仕切ってましたよ。
そういう姿を見ることができて私たちファンは大喜び!



会場にはこんなおねぇちゃんも居ました(笑)
あまりに可愛いので写真撮らせてもらいました。
ブログに載っけても大丈夫ということなので貼り付けます




はじめちゃん@大久保

2008-10-28 | ラーメン
その日は新宿経由であった。
食べてみたかった自家製麺の『はじめちゃん』です。
新宿『竈』のセカンドブランドですが、店主自ら自家製麺をされているということで食べてみたかったのです。

券売機で迷わず「つけ麺」700円を選びます。
そして、麺少な目をお願いしました。
普通サイズは確か480gくらい・・・?
私にとっては恐怖の量です。
あとからわかったのですが、「小盛つけ麺」というメニューがありました。
小盛の場合はメンマかくんたま1/2トッピングのサービスがあります。
これも迷わずくんたまをお願いしました。
竈といえばくんたま(燻製味付きたまご)でしょう!

ほどなく出てきたスープと麺。
麺は常温の水で洗ってるようです。
表面が思ったよりもちゅるちゅると光ってます。
量を見て思わず喉がゴクリとなりましたよ
スープは濃厚トンコツ魚貝っぽいのですが、それほど魚の味が気になりません。
少し唐辛子が入っていて、わずかに酸味もあって、なかなか好みです。
スープにはチャーシューとメンマとネギ!
チャーシュー美味しくて柔らかい!!
裏メニューで超濃厚もあるらしいのですが、これより濃いって・・・(以下省略)
私には普通で充分です(笑)

さて、太い麺はつるつるプリプリなのですが、私の食べるスピードはそんなに速くないので半分も減らないうちに麺の表面が乾いてきました。
おぉ・・・この色、この色!と食べ進んでいるとどんどん麺がしなやかになり
ぐーんと弾力がのびていきます。
麺がのびるのでははくて、噛みしめたときに押し戻ってくる時間が長くなる・・・そんな食感かなぁ。
説明がムツカシイのですが・・・。



そして麺の中に練りこんでいる魚節が香ります。
なるほど、スープから香っているのかとおもったら噛みしめた麺から香ってるんだぁ。
と妙に感心してしまいました。
で、食べてるうちにもう少しで完食してしまうところでした(笑)


集めるのが楽しい『お楽しみ券』!!






午後2時近くだというのに、一人、また一人・・・入れ替わりながらお客さんが入ってきます。
ほとんどの人が”大盛り”を注文している(^^;
す、すごいです。私もいつか「大盛り!!」って注文したいなぁ・・・ぼそっ


店の外では「はじめちゃん」に会えますよ~~






竈 と はじめちゃん のHP

住所 新宿区百人町1-22-1 NSKビル1階
営業時間要注意:11:30~15:30

*大久保駅 南口 下車 改札を右に出て路地を歩いて大きな通りにでます。

定休日 日曜 祝日



くず餅の謎@船橋屋

2008-10-27 | 食べ歩き(東京)
随分むかしに、東京でくず餅を買って帰ったことがある。
まだ関西に住んでいる頃だ。
わらび餅が大好きで、くず餅はわらび餅だと思っていたのだ。
ところが、くず餅は私が想像していたわらび餅とは全然違う味だった。

今回旅の途中にそれが気になって、元祖くず餅の船橋屋さんに行ってみることにした。
船橋屋本店の近所には亀戸天神もあって散策にちょうど良い。



立派なロゴマークの暖簾がかかる老舗である。
藤棚のしつらえも素晴らしい。


お茶がついてくるのを確認して『くず餅』を注文した。
お店を入ったところで注文し、座って待ってると持ってきてくれる。
木造和風建築なのにやたらと天井が高く、圧迫感のないのが心地良い。
小さな中庭があって、ぼんやり眺めながらくず餅の到着を待った。

運んでくれた店員さんがしっかりしていそうだったので、
「くず餅とは関西でいうところのわらび餅のことですか?」とストレートに聞いてみた。
パンフレットを出しながら店員さんが丁寧に答えてくれました。

船橋屋のくず餅は、原料は小麦粉ということ。
小麦を15ヶ月熟成させ、それを蒸しあげたものなんだそうです。

葛粉や蕨粉を使ってふるふると仕上げたものではないということです。
なるほど・・・どうりで私が思っていた葛餅や蕨餅とも違うわけだ。

説明を聞いて納得した私は安心して、たっぷりとかかった甘い黒蜜と香ばしいきな粉とともにくず餅を美味しくいただいたのでした。
あ~ぁ、満足!


船橋屋のHP

本店住所 東京都江東区亀戸3-2-14




さて、その船橋屋のすぐ近くに亀戸天神がありました。
お天気も良いので境内を散策してみました。






この境内には亀の泳ぐ立派な池とそれをとりまく藤棚があります。
藤棚って結構手間がかかるんですよ。
花の時期は・・・春の終わりというか夏の初めではないでしょうか?
桜が終わり、菖蒲の花が終わると、藤の花の季節になったはず。
その頃には賑わうお庭なんだろうなと思いながら散策を終えました。



亀戸ですからね、亀がモチーフになってるんです(笑)
亀って立派なのはこういう風に尻尾も長くてキレイなんでしょうか?

今は七五三の案内と、菊祭りをやってました。


亀戸天神社のHP



この日は、くず餅をブランチにしてスタート。
新宿でつけ麺を食べ、さらに夜は横浜みなとみらいでちょっとしたパーティに。
最後は寛げるシャレたBarで60度のシングルモルトを堪能したのでした。

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