■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

天照@堀切菖蒲園

2005-01-31 | ラーメン
さて、旅の最終日、訪問先の近くで一軒、行って見ました。

小さな駅の近くに魚屋さんや本屋さん雑貨屋さんに並んでラーメンがたくさんあります。

その中でも、アジアンテイストなおつまみもあるという天照に行ってきました。
黒っぽいトーンの店内は、ほどよくプロデュースされた落ち着くお店です。
入りやすいのは「天照」の入り口看板ではないでしょうか。
(写真左)
やっぱり店のロゴは、姿勢を示しているようで大事です。

食べたものはデフォの「しょうゆラーメン」
そしてゆきpお薦めの「塩ヤキソバ」

天照ラーメンというのか、しょうゆラーメンというのか、ここのラーメンスープは今までに未体験の味だ。

しょうゆが違うのか、ナンプラーの量なのか、ハテ?
近いと言えば、五行の焦がししょう油に似てなくも無い。
もちろん、ここは五行みたいにトンコツスープではないのでスープは違うということで、しょうゆタレが似てるといえる。
スープは、まったりしてます。ニボシの香りもしています。
麺は中太麺でなかなかいい茹で具合です。
チャーシュー、メンマ、ネギが乗っかって、ラーメン食べてるなぁと感じさせてくれます。

塩ヤキソバは結構美味しかった。
っていうか、今まで食べた塩ヤキソバで一番美味しかった(^^)
しょうゆラーメンよりやや細く、油で処理した焼きそば用の麺のようです。
別の小瓶にシーズニングが添えられて出てきます。
カレー粉なのですが、胡麻の荒摩り+カレー粉!
ふわっとしたお味でとっても良かった。
ところどころに上からかけて食べました。

白湯麺 鳳@赤坂

2005-01-29 | ラーメン
雨の赤坂で2軒目に入ったのは、この店。
地下に降りていく。
こういう階段のつくりは、ニューヨークで行った蟹料理で有名な台湾料理店を思い出す。

飲んだあとのラーメンが美味しいというが、この店は酒類(特に焼酎)の品揃えがいいようだ。

ラーメンコースというのがあって(1900円)これを2オーダーする。

お昼から食べ歩いてる+最初の店でアルコールが入ってる+タイムラグに突入してるわたしは、ちょっとぼんやりしてしまう。
こうなると味覚がわかんなくなるんだよね。
前菜からはじまり、いろいろおつまみ系のものがでてくる。

前菜5点盛り→ザーサイ豆腐→じゃこ入りキャベツサラダ→揚げワンタン→燻りチャーシュー→ラーメン
の順で手際よくでてくる。

燻りチャーシューというのがあった。
薄くてとろっとしてなかなかいい感じ。

で、最後にラーメン(小振りのサイズ)が4つ出てきた。
2コースで4つのミニラーメン。
なぁんだ、このコースってカップル用?(笑)
ふたりでつまんで飲んで、最後に熱い白湯ラーメンで締めようというコースである。

店内レイアウトもよくて、何度か通うと居心地いいのかもしれない。

それにしても私、ぼ~~っとしすぎ。
すみませんでした。

リュウキュウアーユーを食べる会@赤坂見附

2005-01-24 | ラーメン
氷雨の土曜日、赤坂見附下車。
さすがに人は少ない・・・っていうか、雨のなか歩いているのはあやしい私たちだけかも(^^;
私は紳士4人に囲まれてご機嫌だ!!

ホテルの地下にあるそのお店は、週末でなければきっと混みあうんだろうな。
なかなか感じが良い。
奥のバーに通される。泡盛がある。
私はオリジナルカクテルを作ってもらう。
写真撮りたいなぁと思う。しかし、一眼レフじゃ恥ずかしくて無理(爆)
壁にはリュウキュウ鮎の映像がプロジェクターで投影されて、この店のテーマをもろに出している。

ここは、「あるひとつの究極をめざす」というコンセプト。

ほどよく飲んだところで、一度清算してラーメンカウンターに移動する。
ラーメン食べるぞって意気込みがでていいかも。

さて、でてきたラーメンは、極細麺の塩ラーメン。
ほんとに細くて、縮れてる。
湯切りを見てたけど、独特なフォームで、なかなか興味深い。
細麺を5つもあげて、あの食感に仕上げるのは難しいだろうな。
スープは鶏がメインですっきり端麗の塩ラーメン。私はこういうのが好きだ。
トッピングはネギ、海苔、フーチバ、そして鮎の一夜干しをこんがり焼いたもの。

フーチバというのが沖縄よもぎのことだと思うのだけど、ラーメンに一枚乗っかってる。
そのほかにも誰かがオーダーしたのだろう、大皿にたっぷり乗っかってる。
この沖縄よもぎ、風味があっておいしい。
貴重なものだと聞いたことはあるのだ。
遠慮のないところが私のい取柄で、思う存分食べる(笑)

リュウキュウ鮎は毎月第二週末くらいにお目見えするらしい。
それ以外の日は高山の鮎ということですが、一夜干しの鮎は少量でもすごく存在感がある。
干すと旨味が増すが、あの小柄な繊細な鮎とは思えない力強さがある。

それにしても、縮れた極細麺、食べ始めはいいのだが、すばやく食べないと食感が変わる。
この力強い鮎にこの麺は合ってるのだろうか。
小さな棘のように引っかかってる。

大きな字の名刺をいくつかいただいた。
それぞれ肩書きが面白い。
それにしてもラーメン屋でも美人が居るのですね。
あの女将が居れば怖いものなしだなぁ。

ほんとうはこういう店は行列店にしちゃいけないかも・・・なんて思ってしまった夜でした。

五行@西麻布

2005-01-23 | ラーメン
カッパ橋で散策を楽しんだ後、Yさんにイラストレーターやフォトショップの使い方を教えてもらう。

金曜の午後5時に五行の前で待ち合わせ。
今日のエスコート役もかなりラーメン好きだ。
仕事を捨ててきてくれたんだもん(^^)

わたしは間に合わないのかと思い、表参道からタクシーで乗りつける。
私の友達(スレンダーでグラマーな美人)は車の駐車場に奔走している。
そんな私たちを優しく誘導し、開店前に並んでくれた発汗さん。
有難う御座いました。
お土産は彼が数日前に訪れた厚木の地図。
私たちより一足先に本丸亭に行ってきたのだそうです。
何よりも嬉しいプレゼントでした。

お陰で開店と同時に店内に座ることができました(^^)
まずはビールとアテで気持ちを落ち着け、つまみ代わりにつけ麺を注文してくれました。

驚くことにこの店は居酒屋さんなのです、しかも、一風堂の・・・。
飲んでつまんで、最後にラーメンということができるかなりしゃれたお店です。

ラーメンは3種類。
つけ麺、焦がししょう油、焦がし味噌。

慣れないビールを飲みながらほどよくなったところで、冷たい麺のつけ麺。
アルコールとつめたい麺は良い取り合わせだと思います。
麺が美味しい・・・・(^^)やや太めのさらさらした表面にもちっとした食感。
スープは黒くてどろっとしてる。
半熟卵を絡めて食べると独特の風味が増してなかなかいい。
後半、私は麺だけ食べました。麺の味を覚えておきたくて(^^)

アテは、鶏の味噌和えと軟骨のから揚げ、豚の角煮。

写真を撮らなくちゃということで、ホワイトバランスの設定とか、発汗さんとふたりであーでもない、こーでもないと盛り上がる。
浅草方面から直接来たので、私はカメラ持ってない(^^;
見せたい写真はPCの中・・・むむむ。
ゴルフするっていう方のために、SONYオープンのレアな写真を撮ってきてたのよ。
次回、リベンジ写真オフしましょうね。

同行の美女は麻布の生まれ、麻布の育ち。
家の近くに高級な中華料理店があるんだけど、行って食べるより、出前頼むほうが出てくるのが早いんだよねぇ、という不思議な店の話を聞かせたもらった。
出前部隊のおじさんたちがたくさん居て、出前をなるとかっ飛んでくるらしい。
「光麺が好きで、よく注文してたのよ」とかなりのラーメン好きらしい。

そんな楽しい時間の最後に、焦がし味噌と焦がししょう油ラーメンを並べて食べる。
一人だとこういう楽しみ方はできないので、嬉しくなる。

しょうゆラーメンは不思議な味。
麺は美味しい。だが、興味はスープへとなる。
黒くて、深い色。
焦がし味噌は香ばしくてとても美味しかった。
今までに食べたことの無い味。生姜がよく利いていた。

中村屋@高座渋谷

2005-01-20 | ラーメン
氷雨のなかを2人の防風林に囲まれて念願の中村屋に食べに行く。
私が風にさらされないか、車に轢かれないか、気を使ってもらいながらのラーメン修行は恐縮しながらもかなり嬉しいものです。

オープンの前に到着したのに、私たちで10人目くらい。
今日のエスコート役は有名な方々なので、先頭に並んでた人が挨拶にくる。(すげぇぇぇ~~)

オープン直前にスタッフがメニューを持ってくる。
予め注文をとるのだが、こういうのは、もうすぐ食べられますよってことですごく嬉しい。
ところが、それは今日はないとか夜限定とか・・・
メニューに書いておいて(あるいはステッカーを貼るとか)わかるようにしてくれてればがっかり感が半減すると思う。

特中村屋
柚子の香りそば
五代かけそば
舞茸の浮き味
つけ麺

見事に味の違うもの5杯を注文。
3人で5杯・・・・(^^;
食べた感想は「全てが上品」な出来にここまで来た甲斐があると思わせる、そんな店でした。

■特中村屋
中村屋のしょうゆラーメン豪華版です。
トッピングの中央に揚げたベーコンのようなチャーシューがのっかってる。
広がった丼の中央に、きちんと配置のきまったトッピング。
見るだけでため息がでるラーメンです。
普通のチャーシューはロースハムのような香りがする。
調味液になにかしかけがあるようだ。
以前ラー博にあった「大陸」のチャーシューを思い出した。
味じゃなくて、チャーシューの形状。
しょうゆの香りがとてもいい。
味は・・・すごくいい(^^)
しょうゆの使い方が上手だなと感心する。
味の決め方は、薄口の私にはきっぱりクッキリの塩気なのだが、普通の人にはこれでいいはず。
決まってる!!というしょうゆの濃さがありました。

■柚子の香りそば
柚子の香りが上品にでていて、安心のラーメン。
スープが美味い。トッピングの三つ葉が嬉しい。
しかし、ガツンと突出するものがない。あくまでも調和を第一にしてるのかな。
味見だけだったので記憶が遠い。
まだ、修行が足りないな、私。

■かけそば
これはこれは・・・粋なラーメンです。
師匠も時々「かけそば」作って食べてるけど、たまには麺とスープだけのシンプルなもの欲しいよね。
立ち食い蕎麦の粋がここにもでたって感じで演出としてはいいなぁ。
細い麺、澄んだスープ、ほんの少しの薬味。
それ以外何がいるだろうかというのは好き。

■舞茸の浮き味
丸い断面のチャーシューを少し炙り、薄くスライスしたものを麺の上に天盛りにトッピング。
舞茸を使ったスープ(舞茸はスープにとるだけで実際には入ってない)塩味に、クリームをたらし、その上にプロシュートに見立てたであろう薄切りチャーシュが乗っかる。
麺はやや平たい太麺で、ラングィーネに見立てたものではとひとりで想像し、ニヤニヤしました。
クリームは食べながら自分で混ぜる。
これを師匠に説明するのに「見栄えはフィットチーネのクリ-ムソース。食べると、給食にでてくるような薄味のミルクシチューにカツオなどの和風出汁」を想像してみて・・・
と言いました(笑)
中村屋で食べたことのある師匠は、「あ、わかるわかる」と想像してました。

■つけ麺
細麺のつけ麺は今回2回目。
まずスープが出てきてニンマリ。
豚3枚肉の薄切りがたっぷりのネギと共に見え隠れ。
酸味のあるしょうゆスープにこの具は合います。
冷たい細麺、たっぷりの海苔。
何を言うことがあるでしょうか。
楽しんだ一品でした。


スープは魚系が香るものの、それほど突出してなくて、なんというか実にほどよい味わいでした。

最後にラーメン四天王シリーズキティをGETしてもらって大喜びの私でした(^^)
よっしゃぁぁ!!って感じ・・・(笑)


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