■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

深蒸し茶専門店【深緑茶房】にて伊勢茶を味わった日!桜餅も食べました!

2022-03-21 | 食べ歩き(三重)
三重県のお茶生産量は全国第3位!
静岡、鹿児島に次ぐ栽培面積と生産量でございます。

そう言うと大抵の人が驚きます。
三重でお茶をたくさん作っているのを知らない人が多い。
うむ〜、一般小売より卸売りが多いのか、PR能力が足りないのか。

でもね、平素より一般のご家庭で美味しいお茶を飲んでますって感じです。
お茶が美味しいのは当たり前という世界でございます。
当たり前過ぎてあまり気にしていないのかもしれません。

珈琲よりお茶派という食べ友に伊勢茶のことを話したら、
とても興味を示して茶畑に行きたいとリクエストがありました。

三重県のお茶は鈴鹿山脈の麓から始まるかなり広い地域で栽培されています。
鈴鹿茶とか亀山茶など各地域でブランド名があるのですが、総称を伊勢茶と言います。
*おそらく伊勢神宮の恩恵をいただきたいのだろうと勝手に推測しましたが、未確認情報です

さらには「かぶせ茶」の生産量は日本一!!!

「かぶせ茶」というのは、茶葉の上に日光を遮るものを被せるから「かぶせ茶」というのですが。。。
お茶葉には「テアニン」という旨味成分が含まれるのですが、紫外線をを当てるとカテキンという渋み成分に変化します。
甘み成分の「テアニン」を残すために紫外線を遮る布を被せるのだそうです。
その他の効果は、お茶葉が鮮やかな緑色になること。
さらに調べてみると、被せる時期は新茶収穫間際の1週間〜10日間なのだそうです。
今年のお茶は少し渋みを出そうとか、甘みを強く残したいとか思いながら調整するのでしょうか?


前置きが長くなりましたが、私が選んだのは飯南地方にある深蒸し専門店の深緑茶房でした。
水と空気が綺麗な山間にあり、茶畑の真ん中にある深緑茶房本店はカフェを併設していますので、お話を聞きながら美味しいお茶が飲めるのではと思ったのです。


いつだったか、かき氷を食べに行った時に紹介した茶倉からみた茶畑です。



茶畑の全貌を確認し、ついでに赤い吊り橋にも挑戦してお茶を楽しむ準備万端です。



道路際まで茶畑という素敵な環境の深緑茶房に到着しました。
新茶の時期は駐車場が混み合って近づけませんが、この日は空いていて問題なく停めることができました。
*ガラスに映っているのは私の車ではございません


店内に入って販売スペースの右手に進むと、お茶カフェがあります。
店内はやや暗めの照明なので、かえって外が鮮やかに見えます。
掘りゴタツの座敷テーブルが2個。
とても良い雰囲気を作っています。


座敷席の手前左手にカウンター席があり、鉄の釜で沸かしたお湯でお茶を淹れるようです。
私はこのカウンターの向かいにあるテーブル席に座りました。
開店直後で貸切状態です。



甘みのある煎茶を希望すると、カフェメニューのなかからお薦めしていただいた「千寿(せんじゅ)」というお茶を注文しました。
お茶の淹れ方の説明も丁寧にしてくださいます。

急須にはあらかじめお茶葉が入っており、急須の右側のお湯(80℃)を30秒だったかな(もう忘れました)待ってから急須に注ぎます。
蓋をしたら砂時計を返してじっと待ちます(1分30秒)。
茶碗に注いで、ゆっくりと飲みます。



砂時計の砂もお茶色です。
最初に急須に入っている茶葉で、3煎までは楽しめるとのこと。
おかわりのお湯はポットで用意してくれるので、ゆっくりと楽しみましょう。


季節の和菓子から「桜餅」を注文してみました。
道明寺の中に、深い緑色のお茶餡と桜餡(桜色の白餡)が詰まっていました。
さて、この生菓子を食べるタイミングを聞いたところ、
お抹茶だとお茶が濃いのでまずお菓子を食べ終わってからお茶を飲みますが、
煎茶の場合はまず1煎目のお茶を飲み終わってから、2煎目と3煎目でご自由に味わってくださいと明確な答えをいただきました。


お茶の色が思っていたより茶色っぽい。
気になったので聞いたところ、深蒸し茶というのは通常より長く蒸すので濃い緑というよりは少し茶色よりの色になりますという説明でした。
煎茶を作る工程で、摘み取った茶葉は酸化を止めるためと青臭さをとるために高温で蒸すのだそうです。
浅蒸しは10~30秒
中蒸しは30~40秒
深蒸しは60~80秒
この蒸し時間が違うお茶葉をブレンドするのも楽しそうです。

それにしても、千寿のまろやかなこと。
甘みがあり余韻が長く続きます。
なのに後口がすっきり淡麗なのです。


お茶をたっぷりと楽しんだあと販売スペースに移動して見学すると、気になるお茶がありました。
他にお客様が居なかったこともあって、小さなカップで試飲にトライ!
甘みが強くて綺麗な緑色でした。
「香小町」という名がついた、深蒸し茶と煎茶とかぶせ茶をブレンドしたものでした。


深緑茶房は、お茶畑を育て→収穫→製造→販売まで一貫して自社で行っています。
本社だけではなく小さな販売所から都会のアンテナショップ、さらにはイベントまで、自然豊かな山里といえば聞こえはよいですがすごい田舎から少しでも広げようと取り組んでいます。

こういうのは応援したいので、次の新茶の時期には買いに行こうと決めました。
いやぁ、微々たる応援で申しわけないけど、そのくらい美味しいお茶でした。




伊勢茶の郷 深緑茶房     HPはこちらです

住所:松阪市飯南町粥見4209-2

営業時間:10:00~16:00

定休日:水曜日








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