■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

ピクニック気分でウッディンビル・ワインツアーに行きました!

2018-08-31 | お出かけ日記




シアトルでの目的である飛行機組み立て工場と博物館の見学を終え達成感いっぱいの翌日は、マルっと終日フリーなので外出することに!

実はシアトルは2度目なので一般的な観光ルートは行っているハズ。
まぁ、ン十年も前のことなので鮮明には覚えてないんだけどね。

以前みたいにダラダラと街歩きをする体力もなく、もう一度航空博物館に行っていいなぁと思うくらいで取り立てて希望もなかったのですが、シアトル観光の検索をしてみると『Wine Tour』という文字がやたらと目にとまります。

ワイナリーツアーというのに憧れてはいますけど、まだどのワイナリーにも行ったことがない。

カリフォルニアのナパバレイは有名ですし、最近はオレゴン州のワインやそういえばワシントン州のワインもちらほらと見かけるようになったかもしれません。

少し調べてみると、なんと! ワシントン州のワインは白ワインが多く、特にリースリングは全米一の生産数らしいのです。
ただし、ナパのように高級ワインではなくて庶民の味方のテーブルワインがメインなんだとか。
もちろんカベルネ・ソービニヨンを作ってるところもあるので、赤ワインを作っている場所も見学できればいいなと気軽に思ってしまいました。
あまり馴染みのないワシントン州のワインですが、ワイナリー見学は一度しておきたいので行ってみることにしました。


シアトル市街地から北上すること30分。途中のレイク・ワシントンを越えて更に進んでウッディンビルというワイン工場が集まっている地区に着きました。

葡萄畑が広がっていると想像していたのだけど、森の中にワイン工場・ティスティングルーム・ショップが点在しているという感じでした。


まずは最大手のシャトー・サン・ミッシェルからスタートです。


10:30の館内ツアーのカードGETです!
ガイドとアシタントの2名で10人くらいのゲストを案内してくれます。


シアトルの南のほうに広大な蒲萄畑を持っているらしく、このウッディンビルは工場とワインツアー用の施設という感じでした。



これはまた別のワイン工場なのですが、インテリア雑誌にも出てきそうなモダンな建物で、庭にはペタンク場が設えてありました。



私が気に入ったのはこの黄色の可愛いワインショップです。


看板も可愛いよね!


スパークリング・ワインを置いてる?と尋ねましたが、クリスマス近くになるとあるんだけど今は無いと言われてちょっとがっかり。
でも「これ試して?」と勧められたのがこちらの可愛いボトルです。
口に含んで「あれ?」となった。その感触を確かめたくてもう一口飲むと、また「あれ?」となる。
飲み込むときに一瞬だけ発泡感があるんです。
すすめた美女がニヤリと笑って、「スパークリングではなけれど、一瞬同じようにはじける感じあるよね?」と言うのです。
蒲萄自体にあるのではなく、作る工程で発泡感を出すらしいのです。



何軒か回りましたけど、スパークリングワインの時期ではないようで・・・
白ワインが多そうなので絶対にあると思ったのだけどなぁ。
あるいは生産数が少なくてすぐに売り切れてしまうのかな。
どこでもクリスマスの頃でないと・・・ということでした。





今になって思うのですが、テイスティングルームを持つところで葡萄畑を見たいといえばよかったかも。
緑に埋もれてよくわからなかったけど、建物の裏に小さくとも見学用の畑とか持ってるところもあるかも~~
なんて思いましたです。

いつかもっと本格的なワイナリーツアーをしたいなぁ。
でも私の場合は、夢中になったら蒲萄畑から離れなくたくないっ!なんて思ってしまうかもしれません。
それも危険ですから、ワインのお勉強もほどほどにしておきましょう。

とりあえずシアトルのワインツアーに乾杯







PalominoでRecoveryイタリアンディナー

2018-08-30 | お出かけ日記




イタリアンが食べたくて街一番と言われるAlturaに行ったけど、変化球すぎてイタリア料理を食べた気がしなかった。

どうしてもイタリアン気分が抜けないので、最終日は宿の近くにある大きなイタリアンレストランに行ってみることに。

お昼間にこのレストランが入っている建物に入ったらとっても良い匂いがしたのです。
イタリアンが食べたい時って、オリーブオイルとガーリック、唐辛子の香りが気になって落ち着かない気分になるよね?

そういうわけで匂いを辿りながら到着したのは、レストランとバーの2つのエリアを持つ広いレストランでした。

テーブルに案内されて冷たいシャンパンを啜りながらメニューを見ていると、なんだか店名が気になって仕様がない。
そうだ、以前にハワイにもあったお店だなぁと思い出しました。
ダウンタウンのコンドミニアムの一角に出店してたのではなかろうか。
どの料理にもチーズが降りかかってたはず(笑)
今はもうハワイには無いけれど、このシアトル以外にも2~3別の場所にも支店があるようだし、きっと多店舗展開するお店なんだと勝手に納得しました。

ふふ、実はその昔、そのハワイの店でランチを食べた後、胆石が痛んで倒れたんだった(苦笑)
あれは私にとってちょっとした事件だったなぁとニヤニヤ思い出しました。
今はもう胆石の心配しなくてもいいから安心して食べることができまする。



きびきびした若いウエイターさんに助けてもらいながら注文を終え、ゆっくりとアメリカのワインを飲みながら出来上がるのを待ちます。

私が気に入ったのが、写真上↑の チョリゾー(ソーセージ)を使ったアサリの白ワイン蒸し です。
シアトルに来たらシーフードを食べないといけないと思って注文した一品です。


パンを頂戴?と頼んだら、サワードゥ・ブレッドにカポナータ添え。やっぱりチーズが浮かんでます(苦笑)



メインはショートリブの煮込みです。マッシュルームとアスパラガス添え。



パスタはリガトーニ・ボロネーゼだったはず。
リガトーニってこんなに太かったな?(笑)



何しろ、トマトとガーリックとチーズ責め!
気が付けば満席になっており、周りのみなさんも楽しそうに食べてました。
アメリカのイタリアンはこうでなくっちゃ(笑)

Alturaのような洗練されたお料理も好きだけど、こういうボリュームのあるもの結構好きなのでよい気分で帰途につきました。




Palomino →→→★★★

住所:1420 Fifth Avenue Seattle, WA 98101 U.S.A.

営業時間:火曜ー土曜日 11:00~23:00

定休日:日曜・月曜日  11:00~22:00






スタミナをつける生姜焼き定食

2018-08-29 | お料理/おうちごはん




台風が過ぎ去ったのに連日暑いですね。

シアトル旅行の写真はもう少し続くのですが、たまにはおうちごはんも良いかなと思って帰宅直後に無性に食べたくなった生姜焼きをUPします。

さすがの私も食欲が落ちてきた今日この頃。
旅先で連日美味しいものを食べてはいたけど、おかずとご飯、それにお味噌汁という定食が恋しくて、暑気払いの意味で作ってみました。


炊き立ての白いご飯。
豆腐と茄子のお味噌汁、庭で朝採れの胡瓜の浅漬け。
たっぷりの千切りキャベツに薄切りポークの生姜焼きです。


生姜焼きのタレはおろし生姜の場合が多いけど、今回はニンニクも少々摩り下ろして加えました。
生姜とニンニクの両方を使うと味にさらに深みが出ます。


生姜焼きのタレは適当に目分量で入れております。
醤油と味醂を同量にして、砂糖小さじ1加えて作りました。
以前は砂糖なしの醤油と味醂だけだったのですが、最近ちと甘さが欲しくなったのでお砂糖も加えて作ります。

とはいえ私が使っているのは上白糖ではなく、エリスリトールという糖分ゼロ+カロリーゼロの優れもの。
上白糖に比べて甘味は控えめですが、加熱するとしっかりと甘みを出してくれます。

そのタレに20分ほど豚肉を漬けてから焼きます。
私の焼き方は、まず熱してフライパンにスライスした玉葱を入れ、少ししんなりしてからポークを投入します。
ポークに火が通ったら、タレを入れて火加減を中火にして照りがでるまでグツグツ炒め煮にします。
タレがとろりとしてきたら完成です。

少量のニンニクの風味に食欲も出ました。
やっぱり白いご飯と生姜焼きって・・・日本食ならではの美味しさですね。


明日はシアトルで興味深い探検をしましたのでそのレポートを!

今日も暑い一日になりますが、水分補給を忘れずに頑張りましょう!





満足のチーズバーガー!@Loulay Kitchen&Bar

2018-08-28 | お出かけ日記




昨日の日記で愚痴ってしまった組み立て工場と博物館の合間に、1時間のランチタイムを確保できたのでホテル周辺を歩いてみました。
ほんの1ブロック下ったところに感じの良い店をみつけました。
こういうのを鼻が利くというのでしょうか、なんだか食いしん坊のアンテナが反応しています。

街角のダイナーというのでしょうか、ビールやワインもお洒落に飲めるCafeBar&Grillというのでしょうか。
入り口付近に貼られたランチメニューを見ると『チーズバーガー』の文字が・・・!

日頃から『アメリカではハンバーガーを食べるべし』会員の私としては食べる以外の選択はありません。


店内に入ると良い匂いが漂っています。
奥のキッチンカウンターでの作業がちらっと見える設計になっています。



『Loulay Kitche&Bar』は、シェフのティエリー・ラウトロフの故郷フランスのSaint Hilaire de Loulayから名付けられました。
インテリアだけでなくメニューにも少しだけフランスを意識した記載があります。
いくつかはシェフの祖父母のレシピを取り入れているようです。
メニューを見ながら、もしこの街に住んでいたら全メニュー制覇するんだろうなと思ってニヤニヤしてしまいました



さて、肝心のチーズバーガーですが、注文を聞いてからパテを作るらしく、しばらく待ってようやく運ばれてきました。
デカっ(笑)
すごくボリュームがあります。
最初から半分にカットされていました。


一番上の写真を見るとわかるのですが、ビーフパテの焼き加減をミディアムにした私。
しまったなぁ。うっかりとステーキと同じ感覚でミディアムと言ってしまったのです。
挽肉なので中心がレアっぽい。
ハンバーガーの時はよく焼いてもらうのが常でしたのに、すっかり忘れていました。

でも食べてみると全然OKの焼き加減でした。
ベーコン・オニオンジャムとコンテチーズがなかなか美味しくて頬っぺが落ちました
自分でオニオンジャムを作るほどですが、そのオニオンジャムにベーコンを加えるとスモーキさが加わって美味しいものだと思いました。これはビーフパテによく合います。
バンズ・パテ・ジャム・チーズの4つのバランスが良くて納得のバーガーです。

頑張って食べたのですが、半分食べてごちそうさまをしました。
大好きなフレンチポテトも5~6本摘まんだだけでギブアップ。

バーガーのサイドについていたホイップバターみたいなのももう少し食べてみたかったけど、クリーム系はちょっと控えめにしたくて味見をしただけで終わりました。







LOULAY KITCHEN AND BAR →→→★★★

住所:600 Union Street Seattle, WA 98101 U.S.A.

営業時間:
ブランチ 土曜・日曜日  8:00~14:00
ランチ  月曜ー金曜日 11:00~14:00
ディナー 月曜ー土曜日 17:00~22:00
     日曜日    16:30~21:00
ビストロメニューはBARのみの提供 毎日14:00~閉店まで

定休日:無休





ワクワクするシアトル航空博物館

2018-08-27 | お出かけ日記




Alturaでの素敵なディナーでちょっと中断しましたが、エバレット工場見学の後、今回のもう一つの目的地である航空博物館に行ってきました。

午前中のエバレット飛行機組み立て見学のあと一度宿に戻り、車を乗り換えて空港方面に向かいます。
組み立て工場とは逆の方向に位置する博物館です。

玄関ではロッキード社製のスーパーGが恭しくお出迎えしてくれました。(写真上↑)



待ちきれない私にようやく追いついた運転手さんが入場券を渡してくれました。
「奥の展示場からスタートして入り口に向かって進むのがよろしかと思います」とアドバイスをしてくれて、16:00にこの玄関に戻ってきてくださいね!と言われました。

まぁ、良いけどさ、日本語ガイド付きのツアーに申し込んだつもりなんだけどなぁ。
知識のない人に解説は無理だろうし、そもそもこの日の私はツアー会社の手違いで見当違いのグループに入れられたのだからこの博物館に到着しただけでもよしとするか!
案外あきらめの良い私です。
飛行機が待ってるもんね、ぐずぐず言わずに入場しましょ!


この博物館、『The Museum of Flight』は1920年代のボーイング80を復元し、保存しようとしたのが始まりです。
徐々にコレクション機を増やして今の規模になったのですが、ボーイング社の最初の工場であるレッドバーンも復元されています。
レッドバーンでは部品を作るための工具なども展示されていて興味深く見学しました。
貴重な古い飛行機は丁寧に修理され出来る限り復元しているようで、その取り組みにチョッピリ感動した私です。


ヨーロッパ戦線でのB-17



太平洋戦線でのB-29



こちらはケネディ大統領も使ってた専用機、っていうか、最後に乗ったあの専用機です。
機内を見学できるようになっていて、写真で見たとおりだと頷きながら見て周りました。





これは空母に積むために折りたたむ部分なのですが、機能美というのを感じます。
じっと見るのが大好きです(笑)
たぶん涎は出てなかったはず。



東館のグレートギャラリーには、飛行機の原点となる足漕ぎからマッハの凄い飛行機まで驚くほど多くの飛行機が並んでいて圧巻です。
こういう小さな飛行機にはロマンを感じます。


ロッキードのM-21 blackbird



持ち時間たったの2時間ですからあまり写真を撮らずに見て周りました。
ロケットのことから小さなミニュチュアの飛行機の数々もあって、過去から未来まで多くの情報が詰まっています。
素晴らしい午後のひと時でした。





The Museum of Flight →→→★★★

住所:9404 E. Marginal Way, Seattle, WA 98108 U.S.A.

営業時間:10:00~17:00

定休日:感謝際、クリスマス







撮った写真が少なくて、記憶に焼き付いている博物館でのシーンを思い出しながら書いていたので結構時間がかかってしまいました(苦笑)

1時間30分の見学時間は少なかったなぁ。もう少し時間があればなぁと思いながらも、限られた時間だったから余分なものをスルーして見たいものだけ見たから効率よかったのかなとも思ったり・・・

でも、思い返せばしつこく愚痴りたくなるんです。
だって、朝8時スタートで午後4時にホテルに戻るという一日のツアー、午前が飛行機組み立てで午後が博物館。
しかも詳細を知りたいからと日本語ガイド付き。

その日の実際のタイムスケジュールはこうなってしまいました。
8:00 ホテルにお迎え
9:00 組み立て工場見学現地ツアースタート
11:30 組み立て工場出発
14:00 ホテルにお迎え
16:00 博物館にお迎え

11:30に組み立て工場を後にして、車のなかで「シアトル市街に一旦戻ります。ホテルでもよいし降りたい場所でおろしますよ」とガイドさんが言ったのです。
他の参加者の方は有名なお店の前とか、レストランの前でとか降りる場所をリクエストしました。
私は、「博物館に行くのですが?」というと、「はい、博物館までお送りしますので帰りはご自分で手配してくださいね」と言われたのです。

「この車は午後は市内観光です」というガイドさんと「午前中が組み立て工場で午後は博物館のコースで、夕方にホテルで解散となっています」という私。
これはおかしい・・・ということになって、ガイドさんが慌てて会社に連絡をとったところ、手違いで組み立て工場見学(半日)のみのツアーに入れられたようです。
午後2時にホテルで再度ピックアックいたしますということになりました。

皆さんを下ろして最後にホテル前にその車が着いたのが13時数分前のことでした。
まぁそんなわけで気が付かなければ博物館置き去りツアーになるところでした。

後でこの博物館に行った人の記事を読むと、3時間は必要だと書いてありました。
もちろん一日居ても楽しめるとも書いてありました。
私も一日中でも楽しめると思う場所ですよ。

1時間ほどランチタイムができたので、のんびり美味しいハンバーガーを食べた私は少し機嫌が直りましたけど、やっぱりどう考えても博物館滞在時間90分は短かったなぁと思う次第であります。
H◎Sシアトル支店、もっとしっかりしてくれ~~と思いましたデス。







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