■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

ときめきのサンパウ@東京日本橋 (その1)

2018-05-20 | 食べ歩き(東京)





東京に行きたいレストランがあると話が持ち上がったのはまだ寒い頃でした。

情報を集めてもなお迷いましたが、自分の感性を信じて予約を入れてもらったのが2か月ほど前です。

ちょっと小奇麗にお洒落してきてくださいね~という程度のドレスコードがあり、久々にお洋服選びからスタートです。

普段はジーンズなので久しぶりのスカート姿に少しだけ気合いが入りました(笑)


夜の日本橋は人通りも少なく静かな街になります。



1階から2階に案内され、ウエイティングバーを通り過ぎてさらにドアの向こうのダイニングに案内されました。


こういうお店はまずシャンパンからなのですが、シャンパンにあまりよい記憶がない私はちょっと消極的にグラスを受け取りました。
シャンパンのことをスペインではカヴァと言うのですね。

甘いカヴァは苦手ですが、これはすっきりとしていて甘味が少ない。
結局1グラス全部飲み干しました。久しぶりの快挙です

献立の組み立てには店なりのテーマがあるそうで、一皿ごとに説明を聞きながらワインのすすむこと!


【田舎】
先ずはアミューズ、野菜のプレートです。
印象に残ったのは、マッシュポテトと温かいキノコ。さつま芋のマッシュもありました。
これは実にあっさりと軽い味付けであっというまにお腹に納まりました。



【ツンドラ】
サーモンの瞬間燻製、フロマージュブランのケーキ、ブルーベリー
一口でお召し上がりくださいというので、ぱくりと食べました。
表面には燻製の名残があり中はしっとりとレアなサーモン、フロマージュブランのケーキは早い話がねっとりとしたチーズケーキ。
その2つが口中で融合されてチーズケーキの甘さをベリーの酸味が後押しするという印象です。
シャンパンが飲みたくなる一品でした。



【湿地】
鴨の生ハム、フォアグラのマリネ、山椒、プルーンのピュレ
極薄くスライスした鴨が甘味の強いフォアグラを包んでいます。山椒の香りと刺激、プルーンのほの甘いソース添え。
冷たくシャリシャリしたラディッシュがよいアクセントになっていますが、長方形の小さな白いものが干した大根のピクルスっぽくて印象に残っています。



鴨を一口食べたら赤ワインが欲しくなりました。
非常に明るい鮮やかな赤色でピノノワールのような透明感のある味です。


 
【有光層】
ホタテ貝、ジュルベルソース、海藻
白人参のすり流しの上に繊細な火入れの帆立を乗せ、その周りをスペイン風ハーブソース(緑色)で取り囲んでいます。
海藻とアイスプラント添えです。

帆立貝を一口食べて思わず、「美味しぃ」と口に出てしまいました。
次にソースと一緒に食べるともっと美味しく感じました。
アイスプラントや海藻を食べて小休止し、再び帆立を一切れ・・・数度繰り返しただけで終わってしまうので寂しくなります。
次のお皿が出てくるまでワインを飲みながら尽きることのない話題(ほぼ食べ物系)で盛り上がるのでした。



続きは明日のお楽しみに!!








レストラン サンパウ →→→★★★

住所:東京都中央区日本橋1-6-1 コレド日本橋ANNEX

営業時間:ランチ  平日11:30~15:30 土日祝12:00~15:30
     ディナー 18:00~24:00(L.O.21:00):

定休日:月曜日









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