■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

【4月の和菓子】 『美鈴』@鎌倉の草もち

2010-04-05 | とっておきのお取り寄せ
春の香りがたっぷりの草餅です。
たっぷりの餡の外側を丸く包む草餅は厚みがあり、上部をきゅっとすぼめたように襞があります。
きな粉を振りかけていただきます。

美鈴の和菓子は小さいのだけど味に深みがあります。
砂糖の甘さだけでなく、素材の層がきちんと在る。そんな印象です。
一度食べたら記憶が残る・・・そんなお菓子です。
さすがお茶事に重宝されているお店だなと思います。お濃茶と合うでしょうね。

美鈴の和菓子はどれも美味しいのですが、ほとんど予約のみなので、情報が少ないんです。
「甘葛会」という配布会に入会し、季節の和菓子が届くのを楽しみにしておりました。
草餅の写真がなかなかなくて、今月の和菓子の紹介が遅れてしまいました。
写真のないブログもめづらしいけど、仕方ないですね。

あまいもん-備忘録さんの日記に草餅の写真がありました(^^)


関心空間

グルメぴあ


上生御菓子処 『美鈴』

住所:神奈川県鎌倉市小町3-3-13
予約電話:0467-25-0364
営業時間:9:00~18:00
定休日:火曜日



草餅というともうひとつ、源吉兆庵の草餅も好きなんです。
半月の形に作られた柔らかいお餅のなかに甘い餡が入っています。
全体にうっすらときな粉がかかっていて、一気に3つくらい食べられるあっさりとした草餅です。
ネットでみかけないのでもう無いのかしら・・・・。


草餅は母子草というのを練りこんで作っていたらしいのですが、今は蓬(ヨモギ)を入れるので蓬餅が多いです。
子供のころの記憶は、蓬餅といえばまず蓬を摘みに行くことから始まりました。
蓬の若葉を集めて帰ると、祖母がそれを加工するのです。
「蓬はアクが強いので・・・」と言いながら台所に立っていた記憶があります。
あの時どうやって作ってたのかちゃんと見ておけばよかったなぁと思います。
母はもっぱら業務用の冷凍になった蓬を使ってました。
この時期になると蓬餅を作るのが恒例だったので、ちょっと懐かしくなりました。





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