菅首相が民主党代表に再選されて改造内閣が発足した。「有言実行内閣」と自らを命名したが、問題は、「実行」する政策の中身である。政権交代から1年。小沢、鳩山と二代にわたる保守政党の枠を踏み越える試みは、マスコミを使った財界、アメリカの圧力で今やすっかりと影をひそめ、菅改造内閣は、「米国・財界 歓迎内閣」(市田共産党書記局長)にまで堕してしまった。政権交代を目指す必要のないズル菅は、「米国・財界」の心強い支援を受けて野党の自民党や公明党に擦り寄りながらネジレ国会を乗り切り、長期安定政権を目指す。政権交代で新しい政治を期待した国民は踏んだり蹴ったりである。 . . . 本文を読む
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