一口馬主の収穫日記

がんばれ!愛馬達

オートキュイジーヌ 故郷に帰る

2010-03-13 21:33:17 | オートキュイジーヌ(引退)
ノーザンファーム空港へ休養に出たオートキュイジーヌでしたが、症状は思ったよりも悪く、残念ながら引退が決まりました。
屈腱炎を発症していたようなので引退も仕方ないと思います。

デビュー戦から上り最速をマークして、見どころのある走りを見せてくれました。3戦目の交流で初勝利をあげた後は、前脚の状態に苦労しました。
兄のメガリス、フランコフォニーのように、古馬になってから力をつけていってくれると思っていただけに、わずか3戦での引退は残念です。

引退後は繁殖牝馬になれるとのことで、おそらく故郷の白老ファームへ戻ることになるのでしょう。姉のアップルマティーニと共に母メヤディーニの後継として良い仔を出してほしいと思います。
血統的にも個人的に注目している母父フレンチデピュティ、サンデー系と種付けが可能でもあり子供にも注目しています。
引退は残念ですが、どんな産駒が出てるのか楽しみに待ちたいです。

白老ファームなら繁殖牝馬の見学も可能なので、いつか母になったオートキュイジーヌに会いに行けたらと思います。

10/3/1 NF空港

NF空港へ移動後、獣医が脚元のチェックを行いましたが、依然として右前脚に腫れが残っている状態です。明日2日に詳しくエコー検査を行う予定です。

10/3/2 NF空港

「右前脚に腫れが目立っていたのでエコー検査を行ったところ、エコーの画像で腱の損傷を示す黒い影が広範囲に及んでおり、右前脚の浅屈腱部分に重度のダメージを負っていることがわかりました。競走馬として走ることは可能かもしれませんが、復帰するまでにはかなり長い時間がかかると思います」(空港担当者)「脚元に敏感なところがある馬なので、厩舎にいるときに何度もエコーを撮って確認していましたし、グリーンウッド でもしっかりチェックしてもらいました。500万下クラスでもいい勝負ができると思っていただけに、このような結果になってしまい非常に残念です。出資会員の方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです」(平田師)右前球節部分に疲れが出やすい馬ですので重点的にチェックを行って慎重に調整してきましたが、残念ながら浅屈腱炎へとなってしまいました。今後、復帰に向けて治療回復に専念することも検討いたしましたが、再発する可能性が高いことから、平田調教師、牧場サイドとも慎重に協議をした結果、大変残念ではありますが、3日付で現役を断念することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬へ出資されています会員の方々へは、追って書面をもってご案内いたします。


オートキュイジーヌ号
馬名由来: 正餐に用いる厳格な作法に則ったフランス料理。父名より連想。(仏語)









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