Dr内野のおすすめ文献紹介

集中治療関連の文献紹介が主な趣旨のブログ。
しかし、セミリタイアした人間の文献紹介なんて価値があるのか?

SAHにおける脳脊髄液ドレーンの有効性

2023年06月23日 | 神経
Wolf S, Mielke D, Barner C, et al.; EARLYDRAIN Study Group.
Effectiveness of Lumbar Cerebrospinal Fluid Drain Among Patients With Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage: A Randomized Clinical Trial.
JAMA Neurol. 2023 Jun 18: Epub ahead of print. PMID: 37330974.


この研究結果も興味深いけど、それ以上に、この結果に基づいて日本の脳外科医がどうするのか興味がある。
こっちはN=287、mRSがrisk ratioで0.73、P=0.04。
ピヴラッツはN=221、mRSがrisk ratioで0.67、p=0.048。
掲載された雑誌のimpact factorは29.9と5.5。
コストは雲泥の差。

ほら、あなたも興味持ったでしょ?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 重症敗血症におけるメロペネ... | トップ | 入院高齢者における血圧管理... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

神経」カテゴリの最新記事