ピヴラッツっていう薬、知ってますか?
の続き。
SAHという、比較的頻度が高い疾患で、かつ他の脳卒中よりも年齢の若い人に発症する疾患に対して有益な治療法が証明されたら、それはNEJMクラスの研究になる。
ではどうして日本の保険適応を獲得する理由となった研究がJournal of Neurosurgery(impact factor: 5.115)レベルなのか。この薬を使うべきか悩んでいる人は考えた方がいい。
ちなみに、同じ目的で以前から日本で使われているfasudil。これも日本の保険適応を獲得する理由となった研究はちょうど30年前に同じ雑誌に掲載されている。そして、これは常識だと思うけど、fasudilはガイドラインに記載すらされていない。さらにちなみに、このガイドラインはもう10年も前だけど、CONSCIOUS studiesについては記載がある。もちろん、ネガティブだったで終了。
日本の外にいれば、どうするべきかは明白にわかるはず。普通にエビデンスレビューして、副作用と費用を考えればいいのだから。でも日本の中にいるとそうは行かない。きっと、この薬のために1年で100億円の税金が使われることでしょう。
すごい話だと思わない?
僕は思う。
の続き。
SAHという、比較的頻度が高い疾患で、かつ他の脳卒中よりも年齢の若い人に発症する疾患に対して有益な治療法が証明されたら、それはNEJMクラスの研究になる。
ではどうして日本の保険適応を獲得する理由となった研究がJournal of Neurosurgery(impact factor: 5.115)レベルなのか。この薬を使うべきか悩んでいる人は考えた方がいい。
ちなみに、同じ目的で以前から日本で使われているfasudil。これも日本の保険適応を獲得する理由となった研究はちょうど30年前に同じ雑誌に掲載されている。そして、これは常識だと思うけど、fasudilはガイドラインに記載すらされていない。さらにちなみに、このガイドラインはもう10年も前だけど、CONSCIOUS studiesについては記載がある。もちろん、ネガティブだったで終了。
日本の外にいれば、どうするべきかは明白にわかるはず。普通にエビデンスレビューして、副作用と費用を考えればいいのだから。でも日本の中にいるとそうは行かない。きっと、この薬のために1年で100億円の税金が使われることでしょう。
すごい話だと思わない?
僕は思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます