超級龍熱

香港功夫映画と共に

『死亡の塔』“謎のジージャン男”加藤寿にインタビュー敢行!「小龍記」四号

2009-12-27 14:49:50 | その他
先週やっと全ての原稿を入稿してホッとしている所ですが、そこに楽しみにしていた「ハイキック・ガール!」の豪華版2枚組DVD(西冬彦導演、ありがとうございます!)が届いて超ハッピーです♪
このDVDって映像特典とかもメチャに凝りに凝りまくっているそうでかなり評判が良いみたいですね。これは私も年末年始の休みにこの『ハイキック・ガール!』DVD、ジックリと観てみようと思っています!

さて、既にリー信者の間で話題になっていると思いますが、ちゃうシンイチーさん編集による同人誌「小龍記」四号、私も早速に購入して見ました。まず何と言っても私が同誌を読む前からワクワクしていたのが、あの『ブルース・リー死亡の塔』(81)に“謎のジージャン男”として出演している加藤寿さんに独占インタビュー(拍手!)を敢行している事です。
それも加藤さんには『死亡の塔』国際版と韓国版の2バージョンの映像を実際に観て貰いながらの濃厚インタビューを行っていて、当然インタビューの中ではこれまで全く知られていない『死亡の塔』に関する新事実も加藤さんの口から聞きだす事に成功しています。ここで加藤さんのインタビューの内容を明かすと、これから同誌を購入予定の方々に対してネタバレになってしまうので敢えて詳細は控えたいと思いますが、この加藤さんへの『死亡の塔』関連でのインタビューって恐らく世界初の快挙じゃないでしょうか?いや~本当に素晴らしいです!
同誌では他にもあの「ブルート・イースト・ファミリー」のボーカルだった片桐圭一さんへの取材、「RETURN OF THE DRAGON」作・編曲を担当した国吉良一さんへのインタビュー、橋本力さん&勝村淳さんのお2人による「ガチンコ放談(勿論『ドラゴン怒りの鉄拳』(72)の秘話満載!)」とリー信者のみならず、香港クンフー映画ファン号泣必至の構成になっています。いやはや私、龍熱も久々に圧巻の内容を誇る同人誌を読ませてもらったと大満足の「小龍記」四号でした。

最後になりますが、『死亡の塔』と言えば日本ロケ現場の一つである増上寺が有名ですね。実はかなり昔の話になりますが、私が在籍していたリーさんのファンクラブである「BFC」にH君という後輩がいて、そのH君が彼の友人たちと一緒に増上寺でロケを敢行したその作品名もズバリ『増上寺(確かそういう題名だったはず)』という8㎜アクション映画を撮っていたんですね。私も以前にH君からこの『増上寺』の映像(8㎜からVHSに落とした物で、ちゃんと台詞&音声入り)を見せて貰ったんですが、これが中々見事なクンフー・アクション(もう廻し蹴りやバック転をバンバン!と連発!)を披露していてビックリしたのを覚えています。多分探せばこの『増上寺』のVHSも何処かにあるかと思いますが、改めて80年代序盤当時の私たちリー信者にとって『死亡の塔』という作品は、そのロケ現場なども含めてファンに様々な形で微妙な影響を与えていた、何とも不思議な魅力に溢れた作品だったんだなぁ、との思いを強くした「BFCよもやま話」でした。
コメント (2)
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