tea's cafe (ぐるまにあんずdiary)

「あれなんだっけ?」っていちいち調べなくても良いように、備忘録・・・・

究極のモツ焼き

2006-08-13 02:05:16 | 和食
僕が教えているのは「アンサンブル」文字通り「調和」を意味する。いわゆる共同作業である。

ここで必要なのは「Weイズム」である。ところが、少なからずこれが理解できない子が居る。いわゆる「Meイズム」な子は自分を主張する。例年これとの戦いなのだ。これがわからない子に説明するのは、とても難しい。

クラスには、頼まれたら嫌な顔一つせずに、何でもちゃんとやってあげる子が何人か居る。こういう子はこなす量もすごく多い。もちろんいつのまにかすごく巧くなる。ここで2年間の差が出る。これを巧くプレゼンテーションする方法は無いのだろうか?

この店は究極と呼ぶにふさわしく、モツの概念を変えてくれる。「四の橋商店街」ここは交通の便が非常に悪い。この商店街の中程にある「鈴木屋」はモツ焼きの専門店だ。レバーやハツを串で食べさせてくれる。しかも1串¥130と非常に安い。おまけに女性一人でも気楽に入れるほどお店は奇麗である。

特にお薦めなのは「モツ煮込み」である。旨味が凝縮し透き通ったスープは、とても上品でモツ煮込みのイメージを変える。

それと新鮮な素材で作られた串!どれも絶品なのだが、お薦めと書かれてある「ひも」「がつ」「レバー」「つくね」は必食!それぞれに一番美味しい食べ方で提供してくれる。それもそのはず、元はモツの卸をしていたそうである。

腹いっぱい食べても一人¥2000程ですむ。故に開店から並ばないと食べられない。特にお薦めを食べようと思えば、遅くとも6時前には行ったほうが良い。

ひとつだけ、裏技を!お薦めにある「レバー」だが、何も言わないと焼いた状態で出てくる。これはこれで美味いのだが、常連は「生焼きで!」と頼む。ほぼレアな状態でごま油のタレで食べるのだが、これを頼むとご主人が「自己責任でお願いします」と云う。食べた瞬間「死んでも良いかも・・・」と思うのは僕だけじゃないはずだ・・・・・もちろん、食べてお腹をこわした話は聞いた事無い。

安い食材でも食べ方によっては、最高の料理になる。う~ん、これぞプロフェッショナル!こんな風にプレゼンテーションできないものか・・・・