パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

PY-D432Wでチーズフランス

2011-10-15 23:22:08 | パン
PY-D432Wのレシピを使って自動でチーズフランスパンを作ってみた。焼き上がりの色を「濃め」にセットしたがどう見ても焼成不足だ。しかたがないので焼き上がり5分前にガスオーブンを250度に予熱開始して焼き上がりと同時にパンケースごとオーブンの中に放り込んだ。追加焼成10分。追加焼成で焼き上がりの色がまともになった。写真はオーブンで追加焼成した後の状態。




全体的な出来はクープも勝手に割れてくれて大きなクッペみたいに出来上がった。それなりにカッコはとれている。そしていわゆる「天使のささやき」もちゃんと聞こえてクラストにひび割れも出来た。



クラムは今流行のレトロバゲットのような蜂巣状態ではなく、レイモン・カルヴェルの本に「理想のクラム」として紹介されていたバタールによくみられるややつまった一昔前の(どっちがレトロ?)クラムだ。焼き色以外は満足できる。



以前使用していたMKのホームベーカリーHBH917ではフランスパン風でもちゃんと色がそれなりについていた。これはHBH917が1.5斤、PY-D432Wは2斤焼きで両方とも消費電力が450W。PY-D432Wのヒーターの熱容量が相対的に少ないせいであろう。