パンと珈琲日記~整形外科じゃなくて成形~

パン焼きと珈琲を趣味とするある整形外科医の日記

たまには写真でも撮りに行くか、、、

2008-07-14 23:24:27 | Weblog
先日、歯科治療を受けた時、治療中、歯科の先生とカメラ談義となった。歯科も医科も仕事柄、カメラをよく使うことが多く、写真好き、というかカメラそのものが好きな先生が結構いる。談義とは言っても治療を受けている間はしゃべれないので(当たり前だが)、どちらかというと聞いている事がほとんどだった。自分も好きなほうだったが、最近はいい加減に撮影しており、気合を入れて撮影することはほとんどない。話を聞いているうちにデシケーター(とはいってもプラスチックの安物だが)に入っているレンズをひっぱり出して蝶などを撮影したくなった。

気温が高くなってきてパンが過発酵するようになってきて、最近、パンはあんまりいい出来ではないのでパン焼きはお休みしてフィールドワークとして久しぶりに写真を撮りに出かけた。

レンズは旧タイプのAF ニッコール 80-200mm ED 購入したのは20年近く前。明るいレンズでシャッタースピードもかせげるし、画質はシャープで良好。蝶など虫を撮る時は遠くから狙えるのだが、レンズの重さは約2kgはあるので三脚なしに扱うのは一苦労する。そんなわけでデシケーターの肥やしとなってしまうわけだ。10年以上眠らしていたため蝶をこのレンズで撮影したのは21世紀に入って初めてだ。

これをニコンD50に装着して撮影した。非力なカメラだが、AFのスピードは思うほど悪くない。久しぶりにこのレンズで撮影していると本当に楽しい。このレンズをつけていたニコンF801よりもAFの精度はいいように思う。かたや20年前のカメラだからしょうがないか。。。カメラ本体はレンズの付属品、という言葉があるが、それを実感した。いいレンズはいつまでたってもいい。