太陽フレアと黒点数(まとめ)

■更新は11時半以降です
※当面の間、速報出すのは難しいです。すみません・・・

太陽フレアと黒点数(12日更新)

2011-11-12 11:42:53 | まとめ報告

[リーマンさんより]
■平日の朝方の防災意識が大切■


まとめ報告です。

[太陽フレア](JST)
11/12
 01:41 C5.5
11/11
 15:37 C4.2
 03:15 C6.1
 02:00 C3.7
 00:48 C2.3
11/10
 10:39 C2.2
11/ 9
 22:03 M1.2 ☆
※規模の見方:(大規模) X>M>C (小規模)

[黒点数]
一週間の推移です。
 10月31日 112※
 11月01日 141※
 11月02日 121※
 11月03日 161※
 11月04日 100※
 11月05日 135※
 11月06日 144※
 11月07日 154※
 11月08日 160※ 
 11月09日 220※※
 11月10日 164※
 11月11日 127※ NOAA

[地磁気]※UTC(協定世界時)です
11/05 sum1 Max1
11/06 sum7 Max3
11/07 sum8 Max3
11/08 sum14 Max3
11/09 sum2 Max1
11/10 sum2 Max1
11/11 sum2 Max1

※活動度:Sum 3≦10≦15≦22≦23
⇒極めて静穏≦静穏≦やや静穏≦やや擾乱≦擾乱
11日は「極めて静穏」でした。

=======================================
Kakioka K-index on 11
=======================================
UT K Comments
00-02: 0 0: calm
03-05: 1 0: calm
06-08: 0 0: calm
09-11: 1 0: calm
12-14: 0 0: calm
15-17: 0 0: calm
18-20: 0 0: calm
21-23: 0 0: calm
=======================================
K-sum: 2
K-max: 1
=======================================
No Remarks
※検証のために掲載


[天文現象]
11/12 12時56分:41P/タットル・ジャコビニ・クレサック彗星が近日点を通過(周期5.4年)
11/13 16時23分:月が最北(赤緯+22゜33.4')
    17時28分:金星と水星が最接近(01゜57.7')

[静止軌道電子]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


[プロトン]※←クリックでリアルタイムチャート。↓クリックでチャート拡大

※傾向把握のための掲載です。上記チャートはリアルタイムデータではありません。(名称クリックでリアルタイムチャート表示)


新しく出現した黒点群はありません。全体的に黒点群の黒点数減少傾向が続いているため、本日の黒点数は127個です。黒点数100個超え12日目となります。(中央付近にある黒点群は、1340、1341、1342、1343、1345です)

1339黒点郡は磁場タイプが要注意型のβγ型のままですが、黒点数を半分以下に減らしました(45⇒22個)。
1339黒点群の活動は、ぐっと落ちてきています。代わりに1344黒点群の活動がやや活発ですが、1339も1344も随分西へと移動していますので影響は少ないと思います(フレアがあった際のCMEの吹き出し方向によっては注意が必要ですが)。

太陽の東側(まだ向こう側)に活動領域があるようです。回り込んでくると黒点郡がいるかもしれません。引き続き、太陽の動向を注視したいと思います。

これから速度が上がってくるかもしれませんが、11時半現在、太陽風の速度はまだ上がってきていません。

静止軌道電子のチャートは緩やかな上昇と下降を繰り返しています。
プロトンは通常の範囲内だと思います。
⇒急激に上下しますので、正確な状況を把握したい場合は、チャート名をクリックしてリアルタイムのチャートを確認してください。


今日も感謝想起で過ごしたいと思います。
生かして頂いてありがとう御座位ます


※データはSWC宇宙天気情報センター発表のものです。
※天文現象:AstroArts
※静止軌道電子等の画像はNOAAからお借りしました
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4 コメント

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あっちも、こっちもてんてこ舞い (さらぱお)
2011-11-12 18:58:30
dorachiさん

何かやっと11/11を過ぎた(或いは”明けた”)という感じでしょうか?右脳と左脳の統合は、わたしには全然やって来ませんでした。(期待していたのに)

黒点、200超えで大騒ぎかと思ったら、まさかの11/10日分に”ゼロ”表記が発生するとは、予想だにしていませんでしたね。確かにSpace Weatherでも”ZERO”、サーバーメインテナンスが終了した【黒点情報】でも”0”でビックリしています。Daily total number of sunspotで検索した結果の、どこかのレポートもゼロでしたよ。もちろん、NOAAの観測レポートを見れば、黒点ナンバーと個数、そして黒点【群】数から、164の数字は導き出せます。先のM1.1のフレアの影響は地球に無かったはずですが、やはりPCやデータがいかれちゃいましたかね?

まあ、そんなことはどうでも良いです。
久し振りに登場のSolar Watcherさんですが、彼が11/10に公開しているNov12-15の地震予報ですが、これがかなり的を得ていました。

(URLはここ)

http://www.youtube.com/watch?feature=player_profilepage&v=KX64QHaI-IQ

もちろん”ハズレ”も多々あるのですが、彼の場合、【黒点数】よりも【コロナホール】の活動・発生位置などに重きを置いていますし、相変わらず太陽と地球における【対称性 / 転写】はキーファクターのようです。CMEやフレアも重要視されていますが、やっぱりそっちなんでしょうかね?

つまり、リーマンさんが仰る【黒点数の推移】は、あくまでも誰にでも分かる【目安】にしか過ぎず、実際のメカニズムは【電位差】とSolar Watcherさんの様な考え方が大事ななのかな、と思い始めています。
でなければ、ここ数日間に観察した Earth quakes.comの動きなどは、なかなか簡単には説明がつかないかも知れませんね。データ収集のミステイクに驚いているほうが、むしろ微笑ましいのかも知れません。




返信する
さらぱお様 (dorachi)
2011-11-13 01:02:04
こんばんは。
さらぱお様のコメントを読んで10日の黒点数が0表記されていることを知りました(笑。
(今日はサーバメンテナンスと知っていたので黒点数のページは開きもしてませんでした)

NICTの黒点数のページはプログラムで処理されているっぽいので(←毎日11:30きっかりに更新されるので)、プログラムの参照先(のデータ)が0になっちゃったんでしょうね。それが「故意」なのか「過失」なのかは不明ですが、同じデータを参照しているサイトは軒並み「0」表記と、そんなカンジじゃないでしょうか。
(昨日は確かに164個表記でしたし、今現在も黒点群がたくさんいるのにゼロはありえないわ、と高を括っています)

Solar WatcherさんのYoutube、「見ました」。(相変わらず聞いて説明内容を把握するのはムリです。笑)
CMEやフレア、コロナホール、以前さらぱお様がおっしゃったOLR、どれも重要なキーだと思います。色々データを眺めてはいるのですが、それらがなかなか地震と結びつきませんね・・。Solar Watcherさんの「相対性」について詳しく知りたいのですがなんせヒアリング能力皆無なので・・・(汗。

リーマンさんの「黒点数200個超えはXフレアに相当」の一文、未だに不可解でどう解釈したらよいのやら頭を悩ませています。
黒点群の半暗部からは外向きのガスが流れているんでしたよね?黒点群(黒点数)が増えると、この外向きのガスの量も必然的に増えるから、ですかね・・・?
200個の黒点からの噴き出しの総量が、Xフレアに相当するんでしょうか。うーん・・・。
以前、黒点数=地磁気の蓄積とありましたが、そちらも未だにメカニズムが不明ですし。分からないことが山積みです。

今、一番知りたいのは、(CMEを数値的に判断できる材料。
シミュレーション動画等は見つかるのですが、CMEの噴出があったか否か、方向や規模等が数値で分かるようなデータを以前から探しているのですが、相変わらず見つかりません。

EarthQuakesを見ると、西モンタナで地震があったようですね。世界地図で見たとき、イエローストーン国立公園の真上で地震があったのかと思ってドキリとしました。
しかし、相変わらず環太平洋での地震、多いですねぇ・・・。
返信する
拝復 (さらぱお)
2011-11-13 06:44:42
dorachiさんへ

何か最近のTOEICのヒヤリングの試験では、イギリス英語やオーストラリア訛りの英語も入っていて、【聴き取れない!】という言い訳は、もう通用しないのかも知れませんね。わたしも相変わらず苦労していますが。

黒点部分の【温度】は、他の表面部分と比較して低い様に思われていますが、実はそうではない、というのがあります。寧ろ黒点部を取り囲む【白色】部分を含めると高いそうです。いつも書きます様に黒点は【磁束管の把】をスパッと切断した、断面部の様なものですから、膨大なエネルギーチャージが、(黒点)個数が増えれば、更に上昇することは理解できます。

黒点数200個以上 = X級フレア に相当

が果たして実際にそうであるのかは、全く不明ですが、太陽からは【熱量の放出】だけではなく【放射線等】の継続的な放出がありますから、その事を指しているのですかね?

CMEシミュレーションは、案外、単純な感じもしているのですが、どうなんでしょうね。メカニズムは不明です。

ところで、以下は今朝のSpace Weather.comに掲載された、太陽表面を走るフィラメントの写真です。まるで巨大な【龍】そのものですよ。

(短縮URL)

http://p.tl/PM_D

さて、わたしは今日から少し東京に戻ります。直ぐに戻って来ますが、来年4月以降の件で打ち合わせ等もあり、しばらく書き込みは無いと思います。どうぞご心配なく。では、又。


返信する
さらぱお様 (dorachi)
2011-11-13 23:20:45
こんばんは。東京に戻ってらっしゃるんですね。今日は比較的暖かかったです(チビっこの中には半袖の子もいましたが。汗)

そか。放射能も飛んできてるんだったですね。
太陽から飛んでくる何かが一因になるのでしょうが、その正体がつかめそうでつかめませんねぇ・・・。

CMEのシミュレーション動画って、プログラムが解析した結果でしょうから、パラメータがいくつかあると思うんですよね。そのパラメータ、どこかにまとめて公開されてないかなぁ、と思って探してるんですが、見つかりません。

CMEの到着時刻と地震の関係、Solar Watcherさんの説を確認するのにもぜひ欲しいデータなんですけどネ。もう少し根気よく探してみようかな。

フィラメント、まさに龍そのものですね。美しいです。
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