テムテムな日常

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日本人女子がみんなそんなんじゃないぞ!!「夏休み ハートはドキドキ」

2008-06-19 | タイドラマ・タイ映画
タイでも日本でも話題になった映画「ปิดเทอมใหญ่ หัวใจว้าวุ่น(ピット・ターム・ヤイ・フアジャイ・ワー・ウン)」、昨日たまたま電車に乗る用事があり、外出のお供としてiPodにいれて車内で見ました。

何度もいいますが、私は本当に映画を見るのが苦手・・・外国の映画だから仕方ないのかもしれませんが、日本で紹介されるときって、必ずと言っていいほど「『○○』の監督」とか「『○○』の『△△』役」とかという表現を見かけますよね・・・アレがもうすでに私には敷居が高いのです。よーわからんのです・・・。映画って、みんな監督で見るんですか??だとしたら私はすでに映画の見方という時点で脱落してます(笑)。特にこの映画は4つのストーリーが別々に交錯するオムニバス物・・・映画を見ることに対して苦手意識のある私にとっては、ますます厳しいものになることが予想されていました。

よくわからんなりに私がこの映画についてもっていたイメージは、「売れてる映画を撮ってる監督さんが、その売れてる映画に出てた俳優さんを使って撮った映画」というものでしかなくて・・・日本で紹介されて、タイ好きなみなさんがこぞって「良かった!」「感動した!!」というものがことごとく自分のツボじゃなかった私には、きっとマッチする映画じゃないんやろうな・・・とは、うすうす思っていたのですが、サントラが結構良かったのと、あとどういうわけだかこの映画に日本人の「蒼井そら」が出ている、ということで、まぁ時間もあるし見とくか~、という感じになったわけですよ。

あらすじやら登場人物、監督のことなどはまぁ、あちこちにあると思いますのでここでは割愛しますけど・・・

で、感想なんですが・・・ハッキリいって・・・あまり共感する部分がありませんでした・・・。楽しく見れる人には楽しく見れる映画だと思いますよ。でもやっぱり私のツボじゃありませんでした・・・特に例の「蒼井そら」が演じてる部分が・・・どうしても好きになれませんでしたね。この人は、日本人観光客「アオイ」の役なんですが、たまたま同じ電車に乗り合わせたタイ人の男の子を誘って、いっしょにつかの間のアバンチュール(古い言い方ですが)を楽しむわけですよ。もうね・・・彼女の存在自体が、「男を誘う女」みたいな描かれ方をしていてですね・・・言い方はとっても悪いですけど「本国では○○女優をしてるんでしょ?だったらこれくらいのことは許されるよね」といった雰囲気でまわりがみていたんだろうな~と思ってしまうほどで・・・正直、気分悪かったです。日本人の女の子はみんなあんなビッチじゃねーぞ!!と本気で思いました(笑)。

あまり共感する部分がなかったにしろ、4つのストーリーのうちその蒼井そらがからんでくるもの以外のストーリーは、そこそこ楽しめたんですけどね・・・女優さんも俳優さんも、旬の素敵な子たちを使ってるなと思えましたし、それにやっぱり、音楽がよかったですし・・・。やっぱり世間で評価されるものと、自分のツボって違うなぁ、と改めて寂しい気持ちになった映画でした。