DONS de la NATURE

歴史を刻みながら、常に新しい文化を発信し続ける街、銀座。
銀座の隠れ家のひとつとして、お客様を今日もお迎えしております。

時代が変われば・・・

2010-03-08 14:11:09 | Weblog
 皆様こんにちは

 あいにくの天気の週末でございましたが、いかがお過ごしでございましたか。
 私は友人家族と一緒にあの寒い雨の中、イチゴ狩りに行ってまいりました。
 大きなイチゴのビニールハウスの中では、さがほのか・紅ほっぺ・あき姫・ふさの香・さちの香・栃乙女などかなりの数の品種が植えられており、それらのイチゴを食べ比べてみたのですが、甘みや酸味や噛み応えや瑞々しさや香りや様々な点でそれぞれの個性があり、子供たちが大好物のイチゴを前にはしゃぎ回りながら食べているその横で、味の分析をしながらのイチゴ狩り初体験はなかなか興味深いものでございました。
 
 イチゴの話題が続きますが、フランスで最初にフォークを出したレストランはあの有名なトゥール・ダルジャンだそうですが、それで食べたのがイチゴだったそうであります。
 時は1582年のアンリ3世の治世のの頃で、イチゴは非常に貴重品であったそうであり
、17世紀に入ってからも贅沢品のイチゴが大好物だったルイ14世は、ベルサイユ宮殿内の菜園で沢山のイチゴを栽培させたそうであります。
 
 さすがのルイ14世も、それから約300年後に、寒空のビニールハウスの中で鼻水を垂らしながらイチゴをむさぼり食べ、帰りの車の中でイチゴの食べ過ぎの結果腹痛を起こす我が家の長男の姿は想像できなかったでしょうね・・・・