I’ll be dis-ABSOLUTER

ほぼ休止状態の不定期更新雑記
日々のつぶやきや情報などはTwitter ID:air_dmzilにて

ゼル・ヴァン

2016-07-04 08:36:42 | 神羅万象チョコ【総合】
いよいよ発売日が迫り、昨日(7月3日)からはCM放送、公式配信も開始された「神羅万象チョコ 幻双竜の秘宝 第2弾」……果たして先日開催の「次世代ワールドホビーフェア’16 Summer」では諸々ありましたが、それについてはひとまず。





今回のCMでは主人公ヴァンの他に、自称ライバルのカスケード、姉ラピスラズリと共に新たな依頼人となるラズワルド、第2弾での強敵となる魔神トラロック、そして詳細は不明ながら「3年前の事件」に関わったライバル冒険家と思われるゼルなどがピックアップされ、内容的にも意味深な作りになっています。

ところでこのゼルですが、先述したように「3年前の事件」……ライバル冒険家に裏切られたヴァンが両腕と魔人の特徴である翼を失い、そして相棒であったアデル(ジゼルの父)が命を落とした事件に関わりがあるのではないかと予想されています。
そうなると、ヴァンやジゼルにとっては実に因縁深い相手となるものの、現状ではその目的など一切が判然としません。

しかしてツートンカラーの髪色に、魔人としての4枚翼を持つ彼の姿は、何処かヴァンにも通じる……ぶっちゃけよく似た要素が含まれている点に、普通に兄弟や肉親、因縁以上のなにかしらも感じられたり。
更にはゼルという名前に関して、ジゼルにも似た響きなのはひとまず、実はゼルとヴァンを繋いでゼルヴァン→ズルヴァーン=ズルワーン(Zurvan)という解釈も出来る次第。

ズルワーンとは、ゾロアスター教の滅びた分派・ズルワーン(ゼルヴァン)教における創造神であり、運命、光と闇の神とされ、相反関係にある善の神アフラ・マズダと悪の神アンラ・マンユの親でもあります。
その名前は「時間」や「老年」を意味しているのですが、何処かヴァンの受けた呪いの設定に係るような部分も。

また、ヴァンの現・相棒であるアジーンの元ネタと思しきアジ・ダハーカも、ゾロアスター教で繋がる為、 あながち無関係とも言い切れない点が(ゾロアスター教の起源とされる古代ペルシア(※現在のイラン付近)も天魔領域に含まれます)。

あくまでも過ぎた妄想と前置きしておきますが、仮にズルワーンを元ネタとした場合、最終的にゼルとヴァンが融合して新たに神となる……なんてことはさすがに突飛過ぎるものの、その子である善の神アフラ・マズダと悪の神アンラ・マンユの相反関係をそのままヴァンとゼルに当てはめることも?
果たしてその場合、アジ・ダハーカ=アジーンはアンラ・マンユ=ゼルに靡くことも考えられ。

更に仮説を重ねると、ゼルはヴァンの鏡写し……というか、秘宝かなにかの力で生み出されたヴァンの影=成長が止まった呪いの正体そのものであり、しかして第1弾にてカカベルなど魔神を生み出し、その場(霊廟)に縛り付けた「謎の力」が影響して、影(ゼル)は歪んだ意思(自我)を持ち、半身であるヴァンの全てを奪うべく罠にかけた……とも。
それならば、いつかヴァンはゼルとひとつになることで解呪、SDガンダム外伝の騎士スペリオルドラゴンや封神演義の伏羲のごとく、本来の姿を取り戻す以上のパワーアップが出来るなんて可能性も?

これらは仮説を並べたものですし、円卓騎士たちのような元ネタの取捨選択然り、そもそも前提から間違っている可能性も高いので、あくまでも過ぎた妄想として、こんな展開もあればいいな程度に楽しんで頂ければ幸いです。


ちなみに再登場を果たすトナトナにも、同弾における夫婦の魔神トラロック(元ネタはアステカ神話の雨と雷の神トラロック)とチェルチー(その妻で水の神チャルチウィトリクエ)の登場によって、今後へ繋がる重要なフラグがひとつ立った可能性が。

果たしてトラロックやチャルチウィトリクエも関係する創世神話「5つの太陽」からすると、やがて神羅にも魔神としてケツァルコアトルやテスカポリトカの登場も確定したようなものと考えられますが、その5番目の太陽として名を連ねるのがトナティウという、何処かトナトナにも似た響きの神でして。
以前から「トナトナの元ネタはトナティウではないか」という噂はありましたし、そもそも亜人アスティ・カーンという名自体がアステカから来ているのは明白なので、関係があるのは間違いないですが、よもやそれが太陽神トナティウに繋がるとは……。

こちらもゼルヴァン同様に仮説を並べたのみなので、まだなんとも言えないところですが、やはりひとつの可能性として、今後の展開を楽しみにしたいところです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿