あ か い め だ ま の さ そ り
ひ ろ げ た 鷲 の つ ば さ
あ を い め だ ま の 小 い ぬ
ひ か り の へ び の と ぐ ろ
オ リ オ ン は 高 く う た ひ
つ ゆ と し も と を お と す
ア ン ド ロ メ ダ の く も は
さ か な の く ち の か た ち
大 ぐ ま の あ し を き た に
五 つ の ば し た と こ ろ
小 熊 の ひ た い の う へ は
そ ら の め ぐ り の め あ て
『プラネタリウムはいかがでしょう?
どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき
満点の星々がみなさまをお待ちしています』
■planetarian ~ちいさなほしのゆめ~
パッケージ版のリリースから、1ヶ月程が経過してしまいましたが、これ以上、積みっ放しにしておくのもどうかと思い立ち、一気に読み進めてみました。
DL版(ちなみに体験版のみプレイ経験あり)とは異なり、”ゆめみ”のみフルボイスになっていましたが、総プレイ時間は3時間程度で、聞き及んでいた所のDL版のプレイ時間とそれ程には変わらなかったという。
レビューに関しては、DL版販売が開始されたのが2004年末の為、最早今更という事で多くは語りませんが、まず感じたのは、実に「key」らしい作品だったな、と。
ラストにもうひとつ展開があっても良かったかな、とは思いましたが、あの世界でファンタジー的な奇跡を語られても、それはそれで世界観そのものを壊しかねないので、出来ればエピローグ的な演出で、何かしらの余韻を感じさせるくらいのモノが欲しかったですね。
また、ゆめみに音声が付いた事で、より作品に入り込める様になったのは確かですが、パッケージ版として再リリースするならば、PS2版の様に「屑屋」にも音声が欲しかったかも。
そして此方も追加された、ED曲「星めぐりの歌」<MELL>ですが、曲自体は宮沢賢治作詞・作曲の「星めぐりの歌」そのものですが、戸越まごめ氏のアレンジと、MELLさんのボーカルが秀逸。
個人的には最初、MELLさんと言えば、割と勢いのある曲のイメージが強く、最近は「Red fraction」ばかり聴いていたので、大きなギャップにはやや戸惑いながらも、しっかりと歌いこなされている技量の高さに、聴き惚れるばかりでしたw
パッケージ版は、DL版と比べると1890円程高いのですが、私が購入したのは初回限定版なので、ボイス付き、ED曲追加、そして特典の書き下ろし小説で、十分に満足出来たかな?
ある意味で、絵本付きのドラマCDを1枚購入したと考えれば、元は取れますしw(ぇ
さて、そろそろ小説にも手を付けますかね…。
関連:「スズモトジェイピー~涼元悠一WebPage~」