動物霊園グリーンメモリアルのブログ

「いとしい子たちよ安らかに」

通信紙第167号

2023年01月27日 | 通信紙版バックナンバー
令和5年(2023) 2月




立春大吉
立春は、節分の翌日と覚えがちですが、実は節分は必ずしも2月3日とは決まっていません。
節分が2月3日とされるのは2024年までとされ、2025年では2月2日になります。
節分とは現在では豆まきをして鬼を払い福を呼ぶ行事そのものを指しますが、
元々は季節の区切りとされ、季節を分けるという意味で「節分」と呼んでいました。
春を迎え新しい一年の始まりの前に邪気を払うための行事であり、
立春とは季節が冬から春になったその日を指すのです。
新しい一年を迎える立春には一年が良い年であるようにと
願いを込めて昔から禅寺では「立春大吉」と言う言葉を掲げるのです。
真ん中に線を入れてみると、この四文字は左右対称だという事がわかります。
表から見ても裏から見ても「立春大吉」と読めるのです。
立春大吉にはこんな逸話があります。
その昔、立春大吉と書かれた御札が貼ってあった家に鬼が入った事がありました。
ふと鬼が振り返ると、さっき入る時に見えた立春大吉の文字が見え(鬼から見て裏側から見ている)
「まだ入ってなかったのだ」と思い、逆戻りして出て行ってしまった、というものです。
これにより、立春大吉のお札を貼っていると厄除けになると言われているのです。


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雨水
2月19日は二十四節季の一つ「雨水(うすい)」にあたります。
立春から数えて15日目ころ空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になるという意味です。
草木が芽生える頃で、昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。
春一番が吹くのもこの頃です。
しかし、本格的な春の訪れにはまだ遠く、大雪が降ったりもします。
三寒四温を繰り返しながら、春に向かっていきます。

三寒四温(さんかんしおん)
寒い日が三日ほど続くと、その後四日間ぐらいは暖かいということ。
これを繰り返しながら、だんだん暖かくなり、春へと向かいます。
もともと、中国北部や朝鮮半島の冬の気候を表す言葉で、後に日本に伝わりました。



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【お知らせ】
令和5年3月春彼岸会行事日程について
以下の期日で予定させていただきます。
3月19日(日)、3月21日(祝)
読経時間は両日とも午前11時と午後2時の2回でございます。


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