三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

筍掘り

2022-04-17 06:34:55 | 日記
きのうはいい天気でした。
近所の人に誘われて筍を掘りに出かけました。自宅から自動車で30ほど
のところにその人の竹林があります。鍬を手に早速竹林に入ります。

最初に見つけたのは鹿か猪に半分食べられていました。筍を食べるので
すね。
つぎに見つけたのは間違いなく正常な筍。

さっそく鍬を使って掘り上げました。 鍬は先年手に入れた筍掘り専用
(?)の物です。幅の狭いのが特徴です。

2人で2時間ほど掘りました。

上の写真は途中経過のものです。最終的にはこの1.5倍ほど採りました。
いい汗をかきました。
当分筍のおかずが続きそうです。
以上

尾張時計の修理

2022-04-15 09:40:17 | 日記
昨年11月に某フリーマーケットで大型の掛け時計を手に入れました。
わたしにとって売値はかなり高かったのですが,例のとおり値切りまし
た。しかし,それでも高かったのは確かです。
文字盤には地球に前足を乗せた馬が描かれています。これは尾張時計の
マークです。
なお,高さは130cmほどあります。

家に連れて帰って壁にかけ,振子を取り付けて一振りしてもまともに動
きません。しかも,振子の動きが不安定です。

で,改めて検分すると,何と!風防がねじで固定され,開けることがで
きません。つまりゼンマイを巻けません。前の持ち主はこの時計を完全
に飾り物にしていたのでしょう。
そのねじを外して風防を取り外しました。

内部はまあまあ奇麗です。
ところが,何と何と!振子の支点にあたる場所にペラがなく,タコ糸で
吊るしているではありませんか。

振子の吊り棒と座金(黒矢印)をタコ糸(赤矢印)でつなぎ,その座金
を釘にかけています。前の持ち主のとき,ペラが折れたのでタコ糸でつ
ないだようです。
また,鐘打ち(時報)のハンマーは曲がっていて螺旋状の針金を打つこ
とができません。下の写真の白矢印の先です。

(これじゃダメだ!)
ということで修理を決意しました。
まず,機械(ムーブメント)を取り出します。壁にかけ,手持ちの別の
振子を下げると正常(?)に動きます。

しかし,汚れや油の変質がひどく全面的な洗浄が必要と思われました。
これは厄介な作業です。やる気が急速に減退。

室内の壁にはもぬけの空の枠だけがかかっていて,このまま長い眠りに
つきました。

年が変わり暖かくなってきましたので気分一新,修理を再開しました。
問題点をおさらいしましょう。作業を進める中で発見された問題点も合
わせると以下のとおり:

①ムーブメントの洗浄が必要。
②振子のペラが欠損して吊るすこともできない。
③風防を開閉できない。つまり,ゼンマイを巻けず,時刻合わせもでき
ない。
④秒針が動かない(ように接着されている)。
⑤ねじまきの羽が欠損している。

まず,ムーブメントの洗浄です。ペイント薄め液(要するにシンナー)
とブラシを使って丁寧に洗いました。乾燥させたのち軸受け部分を中心
に注油して完了。

つぎは最大の難問であるペラの修復です。ペラは普通薄い鋼板が使われ
ます。以前,この鋼板の代わりにアクリル板をい,良い結果を得たこと
があります。今回もアクリル板を‥‥と思ったのですが,何しろ今回は
振子が大きく重い。樹脂では無理と判断し,手持ちのガラクタの中から
ベリリウム板(と思います。リン青銅かも?)を取り出して裁断し,は
んだ付けしました。

鉄とのはんだ付けは厄介ですが,何とかできました。
このベラの先端部分を取り付けるため,L型金具を用意して時計の枠の
最上部に固定しました。

2個のL型金具にねじを渡しています。これにペラを通して任意の位置
に固定できます。

上の写真のとおりです。ムーブメントも取り付けています。と言うか,
ムーブメントと振子棒とは一体で取り扱わなければなりません。

さらに風防の修復です。蝶番とひっかけ(と言うのでしょうか?)が
外れています。両者ともはんだ付けされていたようですが,蝶番はねじ
止めにし,ひっかけははんだ付けとしました。

ねじ止めの方は微調整をしやすいのですが,はんだ付けは大変です。3
度か4度やり直してようやく時計の枠に収まりました。やはり,風防が
健全になると全体が締まりますね。

さて,秒針の件です。
この時計は振子時計なのに秒針があります。元来振子時計ではその動き
によって「動いている」ことを確認できるので秒針は不要です。もちろ
ん秒を計ることもないわけです。まあ,一種の意匠というか飾りのよう
なものでしょうが,動かないというのはやはり気に食わない。前の持ち
主はなぜかこの秒針を動かないように接着しています。
それともう一つ不思議なのは長針と短針のあることです。秒針だから指
針は1本だけでいいはず。また,2本用意しても駆動源は1つしかあり
ません。
接着をはずして短針のみを取り出して内径約1.5mmの銅パイプをはんだ
付けしました。

銅パイプは電気工事で使う部品を流用しました。断面積1.25sqmmの電
線をつなぐパイプです。ぴったりです。


最後にねじ巻きの羽(と言うのでしょうか?)の修復です。手元にあっ
た板厚1mmの銅板を裁断してスリットにはめ込みました。

ちょっと武骨に見えますが,機能性に問題はありません。

以上で修理完了。ほっとしました。

花とこしあぶら

2022-04-14 07:07:48 | 日記
きのうは所用で定時出社。用事を済ませえて早めに退社。3時頃帰宅。
どうも空模様が怪しい。翌日は天気予報でも「雨」。それもかなりま
とまった雨量になるとのことだった。
お茶を飲んで決心!こしあぶらをいただきに山へ。

車を停めて登り始めると間もなくこしあぶら街道(小生の命名)。新
芽を採り放題,と言いたいところだが,背の高い木は手が届かない。

食べごろだ!
手の届く枝を探して少しずついただく。木が育つのに必要な最低限の
新芽を残すことを忘れないように。

中腹過ぎると花が目立ち始める。

ミツバツツジ。多分。植物には詳しくないが,名前を聞いたことがあ
るし,葉っぱが3枚セットになっているので多分そうであろう。
さらに登ってゆくと藤の花。

しかし,どうもこの種は山に自然に生えているものとは違うよう。誰
かが栽培種を移植したのだろう。

頂上に到達。これまでの成果は

ご覧のとおりレジ袋半分ほど。まあ充分であろう。汗ばんだ体に風が
気持ちいい。
南の方向を見ると,眼下に今川の流れ。そのずっとはるか向こうに故
郷の霊峰英彦山が‥‥,

残念ながら雲・霧のため姿が見えなかった。

けさは久し振りにこしあぶらの味噌汁。

これも結構いける!
きょうは朝から雨。こしあぶらはお休み。
以上

こしあぶらの生育状況(3)

2022-04-10 20:04:45 | 日記
最近急速に暖かくなりました。こしあぶらが気になります。さっそく
近場の山に偵察に行きました。
何と!もうかなり成長しているではありませんか。

きょうは様子見のつもりでしたが,いくつか摘んでいるうちに

こんなに取れてしまいました。レジ袋にいっぱいです。
帰宅してさっそくてんぷらに。

初物で,ビールも美味しくいただきました。
ことしは4月20日ごろがこしあぶら採取の最盛期だと予言しましたが,
訂正します。4月15日頃に最盛期を迎えます。
以上