三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

ことし4度目の福智山

2019-03-15 13:19:49 | 日記
あす土曜日は天気が良くない予報。あさっての日曜日は所用で山には登れない。
すると,きょうしかない。
ということで6時45分頃家を出た。7時45分上野(あがの)登山口に到着。直ち
に登山開始。
40分程して林道を横切る。いつものペースだ。いや,正確には膝を傷める前の
ペースに戻ったのだ。調子は悪くない。
青木の実が目に付いた。

登り始めて1時間20分ほどで九合目付近に到達した。きょうは珍しく水場に水が
出ていた。先日の雨のためか?あるいは誰かが水脈に届くように改修してくだ
さったのだろうか?

登り始めて1時間35分で頂上についた。
天気はいいが,遠くが霞んでいる。それでもきょうは姫島(大分県・国東半島
沖)がかすかに見えた。
英彦山はシルエット状だが,はっきり見えた。その西側の釈迦岳と大日岳の間
のV字型の谷間の遥か後方に涌蓋山も認められた。
20分ほど休憩して下山開始。
頂上の「山」の岩の裏側を通ったので1枚撮った。

山とはとても認められない岩の塊。しかし,山のように3つの塊に見えなくも
ない。(「山」の岩が何のことかわからない人は前々回の記事をご覧いただき
たい。)
きょうは午後から天気が崩れるとの予報であったがその兆候のないまま下山完
了。
以上

馬ヶ岳2度目

2019-03-12 19:36:29 | 日記
年が明けて,今年の目標として糟糠と一緒に毎週近場の馬ヶ岳(216m)に登る
ことにした。しかし,前回の記事でお知らせしたとおり元日に登ったきり。
きょうようやく時間が取れたので一緒に登った。
登山口までは自転車。9時30分登山開始。
10時20分に頂上到着。あいにくのすっきりしない天気のため眺望は良くない。

みやこ平野も霞んでいる。中央遠方は簑島。ぼろカメラなので認めにくいであ
ろう。
10分ほど休憩して下山開始。つばきの花が目に留まった。

寒椿というのだろうか?接近してよく見ると完璧に綺麗な花は少ない。
そのうち,何と言う花か知らないが咲いていた。

季節は確実に春に向かっている。こしあぶらも新芽を膨らませつつあった。啓
蟄は過ぎたが,蛇には出会わなかった。よかった。
以上

福智ー牛斬往復縦走

2019-03-10 07:54:16 | 日記
今年から毎週山に登ることにした。しかし,何事も言うは易し,行うは難し。
これまでの登山実績を振り返ってみる。(低山も含めた。)
1月1日 馬ヶ岳(216m)
1月3日 障子ヶ岳(427m)
1月10日 英彦山(1200m)
1月19日 福智山―尺岳(608m)往復
2月2日 福智山(901m)
2月26日 対馬見山(243m)
3月9日 福智山―牛斬山(580m)往復
標高500メートル以下の低山を除けば今回を含めて4回となる。毎月とは程遠
い。理由はいろいろあるのだが,理由など幾らでもつけられる。目標未達!言
い訳けなし!

ということで,今回は福智山と牛斬山を往復縦走した。その距離はおよそ4~
5kmだと思う。膝を傷めて以来初めての挑戦。
朝7時過ぎに家を出て,上野の登山口から登り始めたのは8時10分であった。
気分も体調も悪くなく順調に登り1時間20分ほどで頂上の「山」の岩が迎えて
くれた。

登山口から丁度1時間30分で福智山の頂上に立った。普段より速いペースだっ
た。いい天気で,風もない。春の陽気だ。10分ほど休憩して縦走開始。南にこ
れから進む方角を望む。

はるか遠方に英彦山が見える。(今回はぼろカメラで撮ったので認めづらい。)
さあ,縦走開始!
隣のピークから福智を振り返る。

あとはただひたすら歩く。降る。登る。
福智から北は樹林地帯であるのに対し,南側は草原地帯。よく開けた気持ちの
いい登山道がつづく。

草原地帯とは言っても樹木が全くない訳ではない。それでも北側に比べて開け
ている。
前方にこの縦走路一番の難所「念仏坂」が見えてきた。45度もありそうな急登
を強いられる。念仏でも唱えながらでないと気が持たない。

亡知人は「あの坂は500歩だ。そう思えば大したことではない。」と言っていた。
たしかにそうだが,今回はほとんど意に介することなく淡々と登ってしまった。
年の功かも知れない。どんな困難も一歩一歩進めて行けば乗り越えられるという
ことを会得したのかもしれない。
その頂上は赤牟田の辻と呼ばれる。振り返ると福智山がはるか向こうに見えた。

いい天気に恵まれて軽快に歩き続ける。膝はほとんど問題なし。しかし,左足の
小指の付け根あたりが痛む。これは一両年まえから起こり始めた症状。毛細血管
が詰まったのだろうか?
無理をしないようさらに歩き続けとあるピークに到達。看板に「山犬の峠」とあ
るが,これは変だ。なぜ山犬?私見では「山伏」の人偏が欠落したものと思う。
ここから目標の牛斬山が大きく迫って見えてくる。

あと一息。
一旦峠まで下って最後の登り。そしてついに牛斬山の頂上に到達した。

標高580メートルとそれほど高くはないが,福智山系の南の端の山である。すぐ
後ろに香春岳が認められよう。一ノ岳は上半分が切り取られ,白くその内臓を曝
している。また,はるか後方には英彦山が見える。
福智山からここまでに要した時間は約2時間30分であった。まあまあかな?わた
しは脚が遅いのでこんなものだろう。

10分ほど休憩して戻り開始。
今度は福智まで3時間かかってしまった。やはり疲労が蓄積されたのであろう。
16時30分頃登山口に戻った。足腰,気分に問題なし。やや自信を取り戻した山行
であった。
以上

庭に来る小鳥

2019-03-02 08:20:37 | 日記
まず前回の記事の訂正です。
誤: 畑氏事
正: 畑仕事
昔は考えられなかった誤字です。まさにワープロならではの不手際です。何度
も繰り返して読んで確かめているのですが,どうしても見逃してしまいます。
なにしろ「生まれながらのおっちょこちょい」ですので。

さて朝のひと時,パソコンに向かっていてふと庭に目を向けるとメジロが来て
いました。みかんをつついています。

2羽いるのがわかりますか?つがいでしょうか?1羽は枝に挿したみかんを,も
う1羽は屋根つきの休憩所のような場所にいます。
枝のほうのメジロです。

緑色の樹木の中の緑色のメジロ。よく見ないとその存在が認められません。
もう一方のメジロ。

やはりみかんをつついています。

そうこうするうちに雀がやって来ました。

空き缶の中に入れてある野鳥の餌をついばみに来たのです。2羽一緒ですから,
こちらもつがいでしょうか?
2羽のうちの1羽は缶の中に落ち込んで夢中で食べています。顔を上げたところ
を撮りました。

もう春。間もなくメジロは山に戻るでしょう。雀はわが家の軒下に設けている
巣箱で営巣が始まるでしょう。ことしは何羽巣立つでしょうか?
静かな一日が始まります。
以上

低い山ある記(20)――対馬見山

2019-03-01 08:02:20 | 日記
地図を眺めていたら対馬見山という低い山が目に留まりました。名前からして
その頂上からは対馬が見えるのでしょう。
その日から気になって気になって,ついに先日登ってきました。
まずその山の諸元を明らかにしておこう。
(1)山岳名 対馬見山(つしまみやま)
(2)標高  243m
(3)所在地 福岡県福津市須多田
(4)位置  33°47'59"N, 130°29'87"E (33.7998, 130.4936)
(5)登山日 2019年2月26日
対馬見山周辺の地図です。

福津市と宗像市の境界付近の福津市側にあります。国道495号線を北上して須
多田地区で山沿いの方に向かいます。正面に三角形の山が見えてきます。

写真の左側のピークが対馬見山,その右側の高みは対馬見山のもう一つのピー
ク。その右は水落山と思われます。
登山口にたどり着くまでが大変でした。何しろ最近はどこも人がいないので道
を尋ねるのも容易ではありません。
ようやく畑氏事をしていた人に尋ねることができました。その人の話によると
昔は対馬見山の頂上から対馬が見えていたとのことです。今見えない理由は
①頂上の樹木が茂って視界が遮られている,②空気が汚れて透明度が低下した,
とのことでした。それでも壱岐とか沖ノ島などは見える(ことがある)そうで
す。

冨士白玉神社下の空き地に駐車しました。登山開始。登山経路は下の地図のと
おりです。

歩いた経路を緑の実線で示しました。破線は今回通らなかった道です。
(P)の位置に駐車して林道を少し進むと白玉神社への分岐点です。その表示
があります。

谷川に出ると行場のような場所がありました。

そのすぐ上に滝が。滝と言っても実際は筧で水を導いて落としているものです。
そこから急な登りになります。いきなりなので息が上がります。
突然鳥居が見えてきました。その前に立つと,奥にずっと鳥居があります。

この鳥居こそ最初の地図にも2番目の地図にも示されている神社の図記号でしょ
う。
階段を登ります。これも2番目の地図に示されています。地図の精確さに驚きま
す。
階段を登り終えたら急な登山道になりました。非常に急な勾配で,しかも地面は
砂地です。歩きづらいことこの上ありません。
何度か転倒しそうになりながら尾根道に出ました。

道があるようなないような……迷いやすい場所です。
最初のピークを過ぎて鞍部に出,あと一登りで頂上に着きました。

頂上は樹木に覆われ,眺望は殆どききません。一カ所だけ開けた場所があり,
そこから海岸が見えました。この辺りの地理には暗いのですが,どうも神湊あた
りのようです。

ほとんど休憩なしに下山開始。90度右に折れてやはり急な斜面を下ります。
最初の鞍部(峠)に着くと,白玉神社方面に通ずると思われる登山道がみられま
した。2番目の地図には破線で示しています。
その鞍部を通過してさらに進むと再度鞍部(峠)に到達。ここは十字路になって
いて,直進すると水落山に至るようです。
ここは下山のコースを取ります。広くしっかりとした道です。林道でしょう。

ひたすら歩いて下ると白玉神社に戻りました。
無事帰還しました。

今回で「低い山ある記」は20回に達しました。まだまだ続きます。ご期待くださ
い。
以上