三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

博多山笠追い山ならし

2018-07-13 05:55:20 | 日記
梅雨が明け,暑い毎日です。
昨日(7月12日)はお休みをいただきました。目的は,もちろん「追い山なら
し」。
いつもの電車に乗って博多駅に着いたのは9時半過ぎ。まずは駅ホームでラー
メンを食べて腹ごしらえでした。
暑いので極力地下鉄などの公共交通機関を利用しました。しかし,結果的には
最初に1度乗っただけになりました。
前回見て回れなかった飾り山と,舁き山を見て回りました。
さて,まずは一番遠い千代流(「~ながれ」と読む)から。地下鉄の千代県庁
口駅を出たら目の前に現れました。その様をお見せしたいのですが,今回は写
真が多いので飾り山はすべて割愛します。
北西方向に歩いて15分ほど,千代流の舁き山が見つかりました。

標題は「藤花庸功千代芳」とのことです。しかし,説明文が見当たらなかった
ので詳しいことは分からずじまい。
御笠川を渡って恵比須流です。

標題は「山呼萬歳聲」です。最後の仕上げに余念のない様子でした。説明文を
読んだのですが,忘れてしまいました。
さて,すぐ近くに東流が見つかりました。

「思君慈母成鬼神」です。何でも豊後(大分県)の杵築あたりの攻防だったよ
うな記憶です。女丈夫の姿です。鉄砲を構えています。
ここからはかなり離れたところに大黒流です。すでに汗びっしょりです。

ここでも最後の仕上げ真っ最中でした。何しろ数時間後には追い山ならしに出
なければなりません。
標題は「吾在俱」です。天幕の内側に町の名前がいくつか書かれており,その
中に対馬というのがありました。とっさに「なぜ対馬?」と思ったのですが,
よく考えたら近くに対馬という町があったような‥‥。
さて,リバレインの飾り山を見て川端商店街に入ります。土居流れです。

標題は「歌舞伎十八番 暫」でした。
それから程遠からぬところに八番山笠です。この山は飾り山と舁き山の両方を
兼ねたものです。だから,でっかい。

キャッチフレーズは「走る飾り山笠」です。伸縮式になっています。
名物のぜんざいを食べて中洲流に向かいました。

去年一番山を担当した流です。
さあ,最後の西流です。櫛田神社のすぐ前でした。

丁度小学生が団体で見学に来ていて,関係者が山の説明をしていました。途中
からというか,ほとんど最後の方しか聞かなかったのですが,「なるほど」と
思いました。やはり説明は聞くものですね。
また,説明の最期に人形師が紹介されましたが,その若いのに驚きました。人
形師と聞けばもう年寄りで跡継ぎをどうしようかと悩んでいる様を想像してい
ましたが,そうではなく安心した次第です。
さて,追い山ならしのためにそろそろ舁き山が移動を開始するころです。一番
気になる八番山を見に行きました。
待つこと30分?1時間?――ようやく動き出しました。しかし,一旦動き出した
ら写真を撮るのも難しい勢いです。

ようやく撮れた1枚です。熱気が伝わって来ませんか?
追い山ならしの会場に来ました。嵐の前の静けさのようです。

ここに来て急に追い山ならしを見る気がしなくなりました。
そのまま博多駅に向かい,丁度やって来た電車に乗って帰宅と相成りました。
来年からはもう少し工夫して楽しみたいと思いました。
以上

ニキシー管電卓修理経過報告

2018-07-09 20:58:37 | 日記
東芝製ニキシー管電卓TOSCAL1213の修理に挑戦していることはこれまで2度
報告しました。その続きです。
きょう初めてニキシー管が正常に点灯し,しかも簡単な足し算が行えました。
まず,電源を投入してクリアボタンを押したところです。

12桁すべて0が表示されます。初期の電卓はすべてこうでした。その後,カシ
オかどこかが「不要なゼロが出ません!」と高らかに宣伝していたことが懐か
しく思い出されます。そんな時代があったのですね。
さて,123を置いてみました。

下3桁が123になっているのがお分かりでしょうか?
さらに+456を入力したら

となりました。ここで=を押すと,

となって,579が得られました。
引き算や乗除算はこれからです。何しろ使い方がまだよく分かりません。
まずは大きな関門を突破したつもりです。
またご報告いたします。
以上

五月晴れの博多山笠飾り山巡り

2018-07-04 19:50:59 | 日記
きょう(7月4日)はお休みをいただいて博多祇園山笠の飾り山を見てきました。
台風7号が通過した直後。五月晴れでした。
まず,博多駅から一番近いキャナルシティイへ。去年は随分道に迷いましたが,
きょうはまっすぐに到着。ありました。十七番山笠です。

これは裏側でした。ゴジラが博多を襲っているところです。何で?
表は‥‥

激闘三太刀です。
普通,飾り山のそばにその解説が掲げられています。ところが,ここにはありま
せんでした。尋ねたところ,昨日の大風(台風7号)で倒れるため撤去したらし
い。間もなく再度設置するとのことでした。
ここには韓国人観光客が沢山いました。もっとも,ここに限らず,博多の町は韓
国・台湾・支那からの観光客と思える外国人にたくさん会いました。
昼食は某うどん屋(後で出てくる)で済まそうと計画していたので,その途中で
天神一丁目に行きました。
ありました。十三番山笠です。

テーマは黒田関ヶ原之陣です。
裏に回ると,命運耳川の合戦でした。その前に何と言うのか,頭だけ出して写す
人形が用意されていました。

そばにいた人に撮ってもらいました。頸のない奇妙な写真になっています。
帰ろうとしたところ,かわいいカバの親子がいました。

なかなかいいですね。小倉北区の市役所付近にも同じくカバの親子の像があるの
を思い出しました。
最寄りの地下鉄駅から乗車して次の駅で下車。地上に出ると前方に渡辺通一丁目
の飾り山が見えました。

八俣遠呂智でした。スサノヲノミコト,クシナダヒメ,アマテラスオオミカミそ
の他の人物が登場しています。
裏側はアンパンマンでした。これは去年と同じような‥‥。

昼になりました。某うどん屋で昼食です。あらかじめ地図で調べておいた記憶を
頼りに歩いて行きました。しかし,そろそろ着いてもいい頃になってもその店は
姿をみせません。通りがかったひとに尋ねると,どうも90°違った方向に歩いて
きたようです。方向を修正して20分ほどで目的のうどん屋に着きました。

ここの店主は讃岐うどんで修業した人とのこと。期待して注文しました。
で,その結果は?それは皆さんで実際に確認してください。
さて,そこを出て今度は西鉄大牟田線で天神に出ました。一駅です。
ソラリアの飾り山があるはずですが,見つかりません。うろうろしていると新天
町にたどり着きました。ここ新天町にもあるはずです‥‥ありました。十一番で
す。

裏に回ると‥‥あれ?またサザエさん?

たしか去年もサザエさんだったはず。やはり,毎年替えるのは費用的に大変なの
でしょう。
ソラリアは逆の方向でした。

テーマは巴御前。木曽義仲もいます。
裏は尾張名古屋保城です。

きょうはこのくらいにして博多の街を後にしました。
以上

低い山ある記(19) 大岳

2018-07-02 04:52:48 | 日記
きのうから7月。今年も半分過ぎてしまいました。
いつもの時間に家を出て,いつもの電車に乗りました。しかし,いつもの駅で
は下車せず着いたところは博多駅。
博多駅前には大きなものがカーテンで覆われています。飾り山ですが,まだ時
間が早いのでしょう。

帰りに見ることにして,そのまま櫛田神社へ。追い山ならしの桟敷入場券を買
い求めました。残念ながらほとんど売れてしまっており,わずかに残っていた
「お」の券を買いました。わたしの素人目でみても一番悪い場所です。仕方が
ありません。屋根がないので雨が降れば濡れるしかありません。(傘を使って
はいけないそうです。)
さて,バスで博多港まで行き,そこから市営渡船で西戸崎まで乗りました。

わずか15分の船旅です。
西戸崎駅前からバスで大岳まで行くつもりでしたが‥‥1時間以上待たなけれ
ばなりません。それでは,ということで歩きました。

上の地図で,大岳は〇で囲んだ所にあります。そのすぐ南に小岳が見えます。
矢印で示しています。市営渡船発着場所は写真右下付近の西戸崎駅のすぐ南側
です。
約30分で大岳の登山口に到着。すでに汗びっしょりです。

写真のやや右の高いところが大岳です。
そうそう,大岳の概要です。
(1)山名 おおたけ
(2)標高 41m
(3)位置 福岡市東区大岳三丁目
      北緯33°39'23" 東経130°20'07" (33.6564, 130.3355)
(4)特徴 福岡県で5番目に低い山
国土地理院が公表している「福岡県の主な山岳標高」から大岳までを転記し
したのが下の表です。
福岡県の低い山
順位 山岳名 読み     標高〔m〕 所在地
 1 小岳  こたけ     21    福岡市東区
 2 城山  じょうやま   26    福岡市東区
 3 麁原山 そはらやま   33    福岡市早良区
 4 岬ノ山 はなのやま   40    北九州市若松区
 5 妙見山 みょうけんやま 41    北九州市八幡西区
 5 大岳  おおたけ    41    福岡市東区
実は北九州市に妙見山という同一標高の山があるのですが,そこは私有地に
あるため,簡単には登れません。
さて,登り始めるといきなり急な階段です。目測で40°はありそうです。

一気に登ると神社の境内です。

国土地理院の地形図によるとここが大岳の山頂です。標高を調べると41.5m
ほどを示します。
しかし,この場所の奥にさらに高そうな場所がありました。

ピークに行くと,大岳の看板が下がっていました。登山愛好家が取り付けた
のでしょう。

国土地理院の地形図で調べたら42.5mを示します。正式には大岳ではないの
でしょうが,登山者としては少しでも高いところがいいのでしょう。
再び博多港に戻り,福岡ドームまで歩きました。すぐそこだと思ったのです
が,何と1時間以上かかりました。暑さもあってもうくたくた。

ドームの飾り山ですが,じっくり鑑賞する気力もありません。
バスで博多駅に戻りました。朝はカーテンで覆われていた飾り山がその姿を
現していました。

へとへとになって帰宅しました。山笠は日を改めてまたじっくり見に行きま
しょう。
以上