三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

低い山ある記(27) 天狗岩

2021-09-20 08:02:19 | 日記
きょうは朝からいい天気です。秋晴れですね。
きのうもいい天気でした。糟糠に誘われて近くの平尾台というカルス
ト台地に出かけました。近所の小母さんとその孫娘も一緒です。
目的地は「一応」天狗岩。歩いたコースを下の地図でご覧ください。

コースを桃色で着色しました。
出発地は中央左側の「平尾台(一)」と表記された付近の駐車場。P
と記入したのですが,不鮮明ですね。
駐車場から東の方向に車道を歩き,385mの地点(見晴台)から左折
して北東方向に進みます。中峠と手書きした少し手前から登り開始。
周防台(すおうだい6.6.5m)からは尾根歩きで桶ヶ辻(568.8m),
さらに進んで天狗岩(436m)です。ここで昼食。
戻りは天狗岩の少し下から北に進路を変え,ほぼ水平に移動して貝殻
山の南側を通って車道に出ます。ここから車道を歩いて見晴台に戻っ
て来た道をたどります。
図らずも「低い山ある記」の山(標高500m以下)に該当しました。
(1)登山日 2021(令和3)年9月19日(日)
(2)山岳名 天狗岩(国土地理院地図の「山岳」には非該当)
(3)標 高 436m
(4)所在地 福岡県京都郡苅田町大字法正寺
       (北九州市小倉南区と京都郡苅田町との境界)
(5)位 置 北緯33° 45‘ 03”,東経130° 54’ 34”
ちょうどすすきが一番きれいな時でした。すすきの根元を見ると,

ナンバンギセルです。久しぶりに見ました。残念ながら盛りを少し過
ぎています。この花を見ると思い出す歌があります。
 道の辺の 尾花が下の 思ひ草 今さらさらに 何をか思はむ
尾花はすすきのこと。思ひ草はナンバンギセルのことだと言われてい
ます。この歌の解釈は,わたしの言葉ではつぎのようになります。
 わたしはあなただけを頼りに生きています。今更何を思悩むことが
 ありましょう?
なんか湿っぽい話になりました。話題を登山に戻します。
最初は急な登りでした。道はあるのですが,草が茂っていて足元がよ
く見えないほどです。
最初のピークからはなかなかいい眺めです。

香春岳が特徴のある姿を見せています。右側の急斜面は「への字山」
と呼ばれる竜ヶ鼻です。
周防台からは降りです。途中石碑が目に留まりました。

「陸軍用地」とあります。敗戦までは陸軍の演習場だったのでしょう
か?そう言えば,山口県のカルスト台地秋吉台もかつて陸軍が使用し
ていたそうな‥‥。
尾根筋に歩いて間もなく桶ヶ辻。ここはパラグライダーの発進基地に
なっています。きのうも何人かの人が飛んでいました。

ここから前方に岩場が見えました。天狗岩だろうと思っていましたが
天狗岩はさらに先。12時少し前に到着しました。

子どもは元気ですね。すいすい歩いて一番乗りでした。
ここでパラグライダーの飛行を眺めながらの昼食でした。
以上


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