三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

ナナオラ44型の手入れ

2021-09-13 19:33:13 | 日記
前回の続きです。
マグネチックスピーカはコイルが断線していることが多いとのこと。
そこで,スピーカを調べることにしました。
取り外したスピーカです。

埃にまみれていますが,本体は奇麗です。気になるコイルの断線です
が,テスターで調べると駄目!がっかり。
そこでキャップを外して内部の端子で調べたらOK。ん?どういうこ
と?とにかくスピーカ本隊は無事らしい。参考までに,コイルの抵抗
を測ったら1.2kΩ程度でした。
スピーカからは汚らしい袋打ちのコードが垂れています。わたしはど
うも紐でつながっているのが好かん。そこで端子を設けました。

これで組み立て,分解が楽になりました。
ところで,本体の回路ですが,改造スーパーに戻すことにしました。
実はフルスペックのスーパーにしようと目論んだのですが,どうして
ももう1本真空管を取り付ける場所が確保できませんでした。
かと言って,高一にすると発振がラジオ障害になるのではないかとい
う心配と,分離が悪いのが気になります。
シャシに部品を取り付けました。

電解コンデンサの取り付け場所に困り,ついに整流管を撤去してその
場所に取り付けました。整流は半導体ダイオードにします。
なお,電源コードがつながっていると,これまた「紐つき」になりま
すので我慢なりません。眼鏡型の電源コネクタを取り付けました。

上の写真の右下にそのコネクタが認められましょうか?
またケースの丸穴からスピーカの端子がのぞいていますが,お分かり
でしょうか?
さあ,今後はシャシ内部の配線です。
以上