三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

福智山ヤマツツジの開花状況

2017-05-28 06:03:37 | 日記
5月も間もなく終わります。
毎年この時期になると九重地方のミヤマキリシマと福智山のヤマツツジが気になります。さっそく登ってみました。もちろん,福智山です。
山の中ではいろんな鳥がさえずっています。鶯の声はすぐにわかります。ところが,それを威圧するような大きな声で鳴く鳥がいます。ソウシチョウ(相思鳥?)です。もともとは観賞用に輸入された小鳥でしたが,篭から抜け出して野生化したものです。
一句浮かびました。
杉田久女作: 谺(こだま)して 山ホトトギス ほしいまま
小生の駄作: 谺して わがもの顔の 相思鳥
登山口から1時間半,頂上の「山」が迎えてくれました。

快晴の青空に「山」の岩が映えます。
目を凝らすとヤマツツジの赤い花(蕾?)がちらほら見えます。ただし,上の写真では認められません。
頂上への最後の急登でそばにあるヤマツツジを見ると,

何と,花が,蕾が枯れたようになっています。しかも,花(蕾)の数が少ない!
今年は裏作のようです。――ということは,ミヤマキリシマも駄目かもしれません。
頂上の三角点の周りをまわっていつもくつろぐ場所に移動します。
快晴ですが,遠くは霞んでいます。雲仙は見えません。しかし,大分県の姫島がかすかに見えます。矢筈山の特徴ある形がわかります。

残念ながら写真には写っていませんでした。
いつもの山アジサイのような花が開き始めていました。2年ぶりです。

トランシーバのスイッチを入れると愛媛県の堂が森から呼び出しがありました。石鎚山系の山ということです。さっそく応答するとこちらの信号は55(了解度完璧,信号強度は中程度)だとのこと。多分相手の受信機にはプリアンプが付いているのでしょう。こちらには41(了解度は実用上問題なし,信号強度は非常に弱い)でしか聞こえてきません。
30分ほど休憩の後下山開始。
頂上付近には数人の登山者が休憩していました。

今回は登り100分,降り90分でした。
以上