
インドつながり。
第158回芥川賞受賞作品。
もともと興味は薄いが、これを読んでますます賞を受けるってなんなんだ?という
疑問を抱かずにはいられなかった。
私に合わなかった、というだけの話なのだが。。。
愛せない理由はなにか?
主人公を自分の中で想像する楽しみがないことだ。
自分の母親を人魚だと思うような一風変わった少女時代。
そのまま大人になった彼女の男遍歴と、借金取りに追われるような生活からインドへの逃亡。
その他諸々の材料でできあがった主人公像にインドでのエピソードがうまくのらないのが不快。
インドでの職種はエリートのための日本語教師。そんなオファー降ってくるか?
英語能力のなさを白状しながらも、現地語ができない彼女は日本語文法を英語で説明している?
授業での生徒のやんちゃぶりごときにハゲを作るほど悩むようなフツーのタイプじゃないでしょ?
なんか違う、がいっぱい重なる。
そして意味深なタイトルに合わないあの表紙。
親戚の子供の作品ですか?
うううう。次だ!次っ!!