やむやむやみー

やみーのやむやむな毎日

庭 始動

2016-03-30 15:46:27 | 植物



3月30日。午後三時気温10度。

スカビオサ(ピンクレース)・・・マツムシソウ科。

ツルハナシノブ(シアウッドパープル)・・・ハナシノブ科。グランドカバー向き、ランナーからも根が出る。

白蝶草(ガウラ)・・・アカバナ科。花期長く手間いらず。切り戻しすると花の数増える。


寒冷地と呼ばれるこの土地。

寒さに強いと言われるものばかりを購入。

がんばれ!みんな。




つながり読書80 「神さま、それをお望みですか」 曽野綾子

2016-03-23 23:36:58 | ヨムヨム ネタバレチュウイ!!!
前回からは宗教つながり。

おかしかった。

この題名から一瞬遠慮しようかと思いつつページを開いたら、

「題に拒否反応を示す方は、」という文で始まっていたからだ。

そしてタイトルの裏にある筆者のバックグランドを知ることで

私はこの本を最後まで読むことができた。


内容は、副題の「或る民間援助組織の二十五年間」まさにこの通り。

その中から気になったところをいくつか。



☆「私の知る限り、修道院では、洗濯室に最も徳の高い人がおり、

  そこによく奇蹟が現れる。」

 私はちょっとこういう話が好き。



☆「援助をする国には疚しいところがあるから金やものを出す」

  援助を受ける側が感謝するとは限らない、という主旨。

  これは国という単位だけじゃなく、人の単位でもありうる話。

  お互いそう考えているとは信じたくない状況。

  でもこういう状況が存在してしまうことを知っておくだけで

  何か違う気がする。



☆「日本の五十代の女性の中には、この豊かな日本に暮らしながら、

  恐怖に満ちている人がいる。血圧の上がるのや持病を恐れ、親戚に悪口を

  言われるのを恐れ、もっと年をとってからの経済的貧困を恐れ、息子夫婦との

  関係の悪化を恐れていた。」

 たしかに私も恐れていることがたくさんある。

 そのための備えなんかを考える典型的な中年かもしれない。

 でもそれでもいいかな、と思う。

 問題は恐れを抱えていることじゃなく、何を恐れているのか分からないまま

 不機嫌に暮らすことじゃないだろうか。



☆「政治、宗教、部族抗争の結果発生した難民の生活にも、旱魃による飢餓にも、

  かならずついて廻るのが、この燃料不足だということは意外に知られていない。」


 お湯を沸かすのには火が必要だ。

 そのために燃やすものを探す、という作業が直結しない私たちの生活。

 現地を知らない、ということはこういうことなのかもしれない。

会いたくない

2016-03-22 10:00:03 | やみーの日常
困った人だ、と思う。


短時間なら耐える。

その人以外の人間関係に恵まれた、と思えばガマンできる。

物理的な遠さが私を救っていることに感謝する。


書いたり分析したりネットに頼ったり友達に愚痴ったりして

やり過ごす。


パロディに変換する作業に私はもう疲れている。

もう一度破裂する覚悟も、

切ったあとの気持ちの悪さを覚悟することも

私にはできない。


彼女にとって、人間関係は自分が優位に立っていることではじめて

成り立つ。それが生きがい。それは相手がだれであってもどんなささいなこと

であっても、許さない。

そのためのエネルギーならいくらでも湧くらしい。

もっと別のことに使えよ!





「華麗なるギャッツビー」1974年 監督 ジャック・クレイトン

2016-03-13 17:32:33 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
原作はアメリカ文学を代表する作品の一つ、と言わしめる

「グレート・ギャツビー」(F・スコット・フィッツジェラルド)。

村上春樹が翻訳しているものがあると知ってから興味を持っていた。

が、今回は本ではなく、最初に映画化された「華麗なるギャッツビー」。


まずデイジー役のミア・ファローの顔を凝視。

見覚えがあった。「ナイル殺人事件」だ!

男運のない、やや狂気じみた、という点で役も似ている。


さて肝心の内容だが・・・これはやっぱり本から入るのが正解だったのか?

と思わずにはいられなかった。


とにかくどこもかしこもしっくりこない。

どこが話の山場なんだろうか?


ギャッツビーが消えることで、昔の恋人デイジーが夫との仲を

復活させるという、結末には違和感しか感じないし。


昔の恋人を取り戻したいギャッツビーが、いかに彼女にとって申し分のない男に

なり、ニックという人物を使いつついかにじわじわ彼女に近付いたか、という

経緯にはナルシストさが鼻につくし。


ニックがギャッツビーに呼ばれた理由はもっとミステリアスな何かあるのかと

思ってワクワクしたけど違ったし。


人をひき殺した後で普通に夫と朝食を取るデイジーのような女を、何年も想い続ける

ギャッツビーはおバカさんだと思うし。


どの登場人物にも共感できないから感情移入できない。


唯一おもしろかったのは、本当に暑そうだったこと。

みんなおでこが汗でてかてか。









学ランのポケットより

2016-03-07 10:24:27 | 息子
最近の制服は洗濯機でガンガン洗える。

体操着とたいして変わらぬかわいそうな扱いを受けている学ランを

洗ってやるか、と思い立ちポケットを確認。


折りたたまれたメモ用紙発見。

その表に書かれたかわゆい文字。

「他の人に見せたら殺す」


私はコーフンしながら開いた。


内容は恋愛相談。。。



私は以前も息子から男友達から恋愛相談を受けている話を聞いた

ことがある。

男女の機微などにはどちらかと言えばウトイ、のではないかと

思われる息子になぜ相談?と、私はおかしかった。

が、「で、どう答えたの?」と聞くと、意外にもその内容はなかなか的を得ていた。

彼は真剣に真剣に考えて考えを伝えた末、その男子は「そうか~♪」

と明るい表情に変わったそうな。


今回は女子からの相談。

また真剣に真剣に考えてあげるんだろうなあ。


確かに中学生ころのお悩みの共有度ってすごかったかも。

だから信じたり、裏切られたり、傷ついたり、も深い。


彼も自分の恋愛相談をだれかにするのだろうか?

とりあえず相談してみよ、という相手として選ばれていることに

母は息子の成長を感じ、うれしくなってしまったのでした。


メモは元通りポケットへ。

学ラン洗うのは今度でいいか。。。