やむやむやみー

やみーのやむやむな毎日

つながり読書173 普通の生活 影山民夫

2020-11-24 18:07:00 | ヨムヨム ネタバレチュウイ!!!
 


前回、清水義範と同じ年に生まれたつながり。
つまり存命なら、73歳。
景山民夫の著書、仕事を知らずに
この本にいきついた。
 
 
 
詰め込まれたエッセイから見えるのは
 
男子のやりたいこと全部やりました!感と
 
同時に持つ、彼の繊細さ。
 
 
困ったときにはパパに連絡する
 
エピソードを読むと、
 
「放蕩息子」という言葉がつい思い浮かんでしまう。
 
 
エッセイひとつひとつは
 
とても興味深いが、
 
離婚後に息子の参観に行ったら
 
久しぶり過ぎて顔が分からない、という話は
 
本人のショックを想像できるだけに
 
イタイ。。。
 
 
 

つながり読書172 「はじめてわかる国語」 清水義範

2020-11-10 14:59:00 | ヨムヨム ネタバレチュウイ!!!
 


前回、名古屋が深く関わる作品で、
名古屋生まれ、名古屋育ち、名古屋弁に関わる著書も多数、
中日文化賞まで受賞という、名古屋とは切れないご縁の作家、
というつながり。
 
先に理科、社会、算数と、科目シリーズが
出ているようだが、読むのはこの「国語」が初めて。
 
文中、納得することしばしば。
 
 
 
☆中学受験において、国語ができるというのは、
 その子がどのくらい大人っぽく成長しているかという、
 おませ度を測っているようなところがある、
 という内容に納得。
 
 小学生のころ、まさしくそういう早熟タイプの友達がいたから。
 
 確かに国語がダントツできて、
 話していると刺激的で、すでに俯瞰的な視点を持ち、
 彼女は私のことを「子供らしい子」と言っていたくらい。
 
 
 
 
☆挿絵担当の西原理恵子について
 「男的知恵誇り文化の中で、私がえらそうにウンチクをたれると、
  わかんねえよシミズ、と
  突っこみをいれてくるのがサイバラ値打ちなのだ。」
 
 彼女の挿絵という名のケッコウな分量の漫画を読むと、
 その関係性を納得できる。
 私の兄夫婦はまさしくこんな感じ。
 紹介されている、斎藤美奈子「文章読本さん江」と同じく、
 「やさしい蹴り」を入れる女性、好きです。