やむやむやみー

やみーのやむやむな毎日

つながり読書79 「日本人の宗教感覚」 山折哲雄

2015-12-24 22:29:36 | ヨムヨム ネタバレチュウイ!!!
何気なく家にある本をパラパラめくっていたら、「良寛」さんのことについて

書かれていることを発見。というわけで「良寛」さんつながり。

ここでは良寛さんを「聖と俗のあいだを行ったり来たりしている」と表現されていた。


講義内容、寄稿されたものなどを詰め込んだ1冊だからなのか、話があっちこっちな

感じでいまいちつかみにくい。


でも最初にあった美空ひばりとベートーベンの話は共感できた。

第九を聞くときも自分の好きなように編曲して(美空ひばりを聞くような感覚で)

聞いているんじゃないか、という話。


同じようなことを私は言語で感じたことがある。

たとえば北朝鮮の言葉。

たまにテレビで流れる現地ニュースの一部を聞いたときのあの違和感。

あれは日本語を母国語として育った耳だからこそ感じる、共通の違和感だと思う。


だから外国人が漢字を見て感じる何かを、私は同じように感じることは

絶対にできない、と思う。


途中「ん?」と思う文章もあり戸惑ったが、おそらく筆者が生死の境を

さまようような体験をされたことがベースとなっている部分が多いのでは

ないかと思われる。

それについてもう少し知ることができたら理解も深まるかもしれない。









思い出し笑い

2015-12-21 21:22:44 | やみーの日常
私は思い出し笑いが得意だ。

一つおかしかったことを牛の胃袋のごとく何度も反芻して

楽しむ。


ちょっと前に、運転中、平行する歩道をおじいさんとフレンチブルちゃんが

お散歩していた。うちの車でのボックの定位置はトランクスペースなのだが、

そこから犬が見えると走行中であれ、停車中であれ、ワンワン吠える。

たまたまノロノロ状態だったため、そのおじいさんたちの歩く速度と合っていた。

で、ボックがワンワン吠えた。

私が注意してもおかまいなし。

まあそのうち車のスピードが出てすぐさよならだろうという予想に反して、

ノロノロは長い。で、吠え続けるボック。

最初キョロキョロして吠え声の主を探していたフレンチブルちゃんだったが、

どうも横を走る車から聞こえる!と分かったらしい。でもブルちゃんの位置から

ボックは見えない。それでもあんまり吠える続けるのでブルちゃんはついに

立ち止まった。

そして私が歩道に顔を向けた瞬間、立ち止まったブルちゃんand飼い主さん両方と

ばっちり目が合った。

「まさか・・・あなたが吠えてます?」って顔のブルちゃんのまんまるの目。

どこかブルちゃんと表情が似ている飼い主のおじいさん。

その一瞬がおもしろくっておもしろくって・・・


ふと今日も運転中に思い出し笑い。

そして曲がるべき交差点を曲がりそびれた。


「サワコの朝」 ゲスト 平野レミ

2015-12-13 21:44:35 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
録画を2度見てしまうほど、レミさんの魅力たっぷりの30分。

ラジオから聞こえるレミさんの声だけで、この人は僕のおヨメさんになる!

と決めた和田さんの気持ちがよく分かる。


進学校になじめなかったレミさんが学校をやめたい!とお父さんに告げた時、

何も聞かず、レミさんの顔をひと目見ただけで「やめろ!」と言ってくれた

エピソード。それを思い出したレミさんは「うれしかった~。あたし泣いちゃう。

ああほんとにいいお父さんだったなあ。親ってありがたいね。」と言って涙ぐんでいる。

その姿を見るだけでこっちが泣けてくる。

レミさんは楽しいこと、好きなことを追い続けてきた人。

とにかくピュアなのだ。


そして彼女がマイちゃんと呼ぶマイケル・ジャクソンの歌、「You are not alone」。

和訳がまた泣ける。

そのマイちゃんを天使と呼ぶレミさんに、「天使が整形するか?」と言った和田さん。

レミさんは食事を1週間作らなかったらしい。

その後も憤慨して彼女は言う。「いーじゃないの!!!整形したってっ!!!」


あれだけ楽しそうなレミさんも、ピュアだけに傷つくことも多かろう、という気もするが・・・

ああいう人のまわりにはまたいい人が集まって、彼女を守ってくれるのだろう。







2048

2015-12-13 17:28:12 | やみーの日常
少し前に息子が「これ考えた人アタマいい~」と感動して教えて

くれたゲーム、「2048」。

どれ、そんなにおもしろいのかい?と食いついたが最後・・・

ヤバシ。ハマッタ。。。

長いことこのゲームの動きが読めない、アンドゥできない痛さもあり、

ああ!とか、うう!とか、叫びつつ手詰まりを繰り返していた。


が!


ついに本日クリア!!!

なんでしょ?この達成感は。




「駅 STATION」1981年 監督 降旗康男

2015-12-12 15:34:24 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
主演、高倉健。


物語は「直子」「すず子」「桐子」の3部からなる。


倉本聰脚本だからなのか?印象深いのは最初の「直子」の雪降る駅での別れのシーン。

いしだあゆみのあの表情だ。

会話からするとどうやら妻直子の過ちを許せず離婚、という筋に取れたが、

「北の国から」でも不倫の末出されてしまう母を演じたいしだあゆみもやはり

同じ表情だった。


映画の音楽担当でもある宇崎竜童の役はよかった。

すず子を妊娠させておきながら堕ろさせ、すず子の兄の逮捕に裏で協力し、

別の人と結婚したのち子どもを抱えて町に戻ればすず子にきやすく声をかける

サイテーのチンピラだ。

結局赤いスカートの女性を狙った事件を起こしたすず子の兄の動機は何だったのか?

会話を聞き逃したのか分からなかった。


そして倍賞千恵子演じる「桐子」。

二人が「舟唄」を聞きながら寄り添う居酒屋は、煮物のいい香りがこっちにまで

漂ってきそうな雰囲気。

雪国の片隅で小さな店を一人で切り盛りする桐子には強さと弱さが同居している。

高倉健演じる三上を見送りつつ、「一緒に行っちゃおうかな」とつぶやくのは

桐子の弱さであり、同性としてはできればそういう桐子を見たくない。

でも女性のそんな両面をより魅力的にさせている何かがある。

それはずばり雪景色だ!