前回黒鉄さんの本の中に良寛さんの言葉が出てきた、というつながり。
実は私の中で「良寛さん」は謎の人物だった。
若かりし頃新潟に滞在した際、テレビで頻繁に流れる「りょーかんさんりょーかんさん♪」
という歌を聞いたのを覚えており、きっと新潟にゆかりのあるえらいお坊さんなんだろうなあ、
とぼんやり思っていた。
その通り、江戸時代、新潟で生まれ、新潟でその生涯を閉じたことが分かった。
本の冒頭に「良寛さんは、謎の人である」とあるように推測の域を出ない情報も多いようだが、
江戸の儒学者・書家である原田鵬斎が書き残した表現が一番分かりやすかった。
「正直で飾り気がなく、物事に執着しない。人には心を開き、書をひもといても、それを
ひけらかさない。人に勝つことを求めず、ただ人生を安じて楽しもうとしている。
足ることを知っていて、世間の名利など、とんと気にしていない」
そしてそんな良寛さんにもお師匠さんがいた。
筆者に「これほど素晴らしい師に恵まれた人は、そういないのではないか」と
言わせている。
大森子陽・宗竜禅師・国仙和尚
このビッグスリーの中でも国仙和尚が住職をつとめていたお寺の住所に
聞き覚えがあり、夫に確かめたところ・・・
「子供の時、その寺の敷地内で遊んでた」とのこと。
この寺の名前が突然私の中で特別なものになった瞬間でした。
こういう偶然って楽しい。
実は私の中で「良寛さん」は謎の人物だった。
若かりし頃新潟に滞在した際、テレビで頻繁に流れる「りょーかんさんりょーかんさん♪」
という歌を聞いたのを覚えており、きっと新潟にゆかりのあるえらいお坊さんなんだろうなあ、
とぼんやり思っていた。
その通り、江戸時代、新潟で生まれ、新潟でその生涯を閉じたことが分かった。
本の冒頭に「良寛さんは、謎の人である」とあるように推測の域を出ない情報も多いようだが、
江戸の儒学者・書家である原田鵬斎が書き残した表現が一番分かりやすかった。
「正直で飾り気がなく、物事に執着しない。人には心を開き、書をひもといても、それを
ひけらかさない。人に勝つことを求めず、ただ人生を安じて楽しもうとしている。
足ることを知っていて、世間の名利など、とんと気にしていない」
そしてそんな良寛さんにもお師匠さんがいた。
筆者に「これほど素晴らしい師に恵まれた人は、そういないのではないか」と
言わせている。
大森子陽・宗竜禅師・国仙和尚
このビッグスリーの中でも国仙和尚が住職をつとめていたお寺の住所に
聞き覚えがあり、夫に確かめたところ・・・
「子供の時、その寺の敷地内で遊んでた」とのこと。
この寺の名前が突然私の中で特別なものになった瞬間でした。
こういう偶然って楽しい。