お義父さんの書斎から発掘したこの本、なんと背表紙に¥200の表示。
初版は昭和39年。11版が昭和46年。
実家にミステリー本はあふれていたのに私は興味なく、よって
エラリー・クイーンも初めて。
正直、「秘書のオズボーンアヤシイ?」と思い始めたのはかなり
物語が進んでからで、それまで部屋の設定や殺人の状況などを理解するのに
苦労した。ひもとじゅうたんとかんぬき、槍、死体・・・のからくりは
今でもうまく想像できないままでいる。
そして・・・あれだけ訪問者があったのに、オズボーンに殺人・細工をする
だけの時間があったように思えない。
and
殺人を犯した後の平静な態度は、描かれているオズボーンの性格といまいち
マッチしないような気もする。
and
頭脳明晰、というイメージを貼り付けられたわりには、被害者の手荷物を
結局警察に押収されたりすのは???な感じ。
and
犯行の動機となった看護婦ディヴァシーについては、もうすぐ年齢33と設定が
あるにも関わらず、どこか子供っぽい。
それゆえオズボーンの「年の功」が強調され、小娘の一言のために金目当てに
殺人を犯す、というのはどうもしっくりこない。
などとハテナをかかえつつも、クイーン親子の息子と父ならではの会話が
楽しかった。
初版は昭和39年。11版が昭和46年。
実家にミステリー本はあふれていたのに私は興味なく、よって
エラリー・クイーンも初めて。
正直、「秘書のオズボーンアヤシイ?」と思い始めたのはかなり
物語が進んでからで、それまで部屋の設定や殺人の状況などを理解するのに
苦労した。ひもとじゅうたんとかんぬき、槍、死体・・・のからくりは
今でもうまく想像できないままでいる。
そして・・・あれだけ訪問者があったのに、オズボーンに殺人・細工をする
だけの時間があったように思えない。
and
殺人を犯した後の平静な態度は、描かれているオズボーンの性格といまいち
マッチしないような気もする。
and
頭脳明晰、というイメージを貼り付けられたわりには、被害者の手荷物を
結局警察に押収されたりすのは???な感じ。
and
犯行の動機となった看護婦ディヴァシーについては、もうすぐ年齢33と設定が
あるにも関わらず、どこか子供っぽい。
それゆえオズボーンの「年の功」が強調され、小娘の一言のために金目当てに
殺人を犯す、というのはどうもしっくりこない。
などとハテナをかかえつつも、クイーン親子の息子と父ならではの会話が
楽しかった。