㊲遊山はルンルン? 2018-12-31 12:00:13 | ?ハテナ? 物見遊山の「遊山」。 本来、仏教用語で 修行終えたあと他の山に修行の旅に出ることを指したらしい。 現在は気晴らしに遊びに出かける意味に使う。 確かにやることをやった後の爽快感を持って見る景色は、 一般人にも想像は難しくない。
㊱ヤヌスは門番? 2018-12-31 11:37:09 | ?ハテナ? 前後に反対向きの顔を持つ、ローマ神話に登場する神。 入り口を守る神で、1月の守護神。 Januaryの語源でもあるからして、なんともタイムリー。 ちなみに「ヤヌスの鏡」という作品にはまったくノータッチだが どうやら二重人格がテーマということで、このタイトルも納得。
㉟MoMAデザインストアを眺めてみない? 2018-12-29 18:53:00 | ?ハテナ? MoMAはニューヨーク近代美術館のこと。 その公式ショップが日本に数点あるのだが、オンラインでも購入可能。 こういうサイトを発見したとき 「ああすごい時代だな」と感じる。 地方に暮らして思うのは、 生活にあってもなくてもいいものをぶらぶら見る機会が(種類が)少ない、ということだ。 このデザインストア、 商品を眺めているだけで、想像力が刺激されて楽しい。
㉞メビウスの輪な橋を渡ってみたい? 2018-12-29 18:06:10 | ?ハテナ? 「メビウスの輪」と検索すれば、あの有名なわっかが いっぱい出てくるわけだけど、 中国にメビウスの輪を感じさせる「橋」があるらしい。 こりやすごい! 全長800メートル、歩行者専用道路。 3本の通路が5箇所の連結してるらしい。 車のためじゃなく、歩く人のためにわざわざってとこがステキ。
つながり読書 133 「線路と川と母のまじわるところ」 小野正嗣 2018-12-28 17:13:40 | ヨムヨム ネタバレチュウイ!!! またまたタイトル、川つながり。 すごい。 全然分からない。 抽象的な絵画のよう。 こういう作品は「分かる」んじゃなくて、「感じる」でいいのかな。 盛り込まれた3つの話は、空港・マッサージ・フランス、がキーワード。 どの話も異国の人間同士のコミュニケーションが描かれていると同時に、 他者を理解すること、というようなテーマが漂っているような気がする。
㉝ムートン、ホンモノ?ニセモノ? 2018-12-17 20:42:13 | ?ハテナ? 女子たちがムートンブーツをぱっかぱっかとはいて お出かけになる季節がやってきました。 (あれって動物っぽいなあと思う) ムートンは羊の皮。つまりシープスキン。 ちょうど朝、ラジオで羊の皮はなめしにくく、手間がかかる、という話を 聞いたばかり。 ということは・・・ 出回っている安価な製品はだいたいフェイクってことなのね。 すごい技術。 動物の肉を食べなくてすむ時代が来たら 今よりもっと希少価値がある、高価なものになるのかな。
㉜未曾有な出来事? 2018-12-17 20:31:28 | ?ハテナ? 正しい読み方は「みぞう」。 あの麻生さんが「みぞうゆう」とお間違えになったあと 朝日新聞ではふりがながつけられたとか。。。 漢字のイメージから感じる通り、もともとは仏教用語らしい。 訓読みすれば いまだ・かつて・あらず ということだそうです。
つながり読書 132 「蛇行する川のほとり」 恩田陸 2018-12-14 19:16:05 | ヨムヨム ネタバレチュウイ!!! 川つながりのタイトル。 「有頂天になっていると、見ていた誰かに突き落とされる。 素晴らしいことに胸を躍らせていると、必ず誰かが『そんなつまらないもの』と囁く。 そうして背伸びをしてはうずくまり、手を伸ばしては引っ込めて、 少しずつ何かをあきらめ、何かがちょっとずつ冷え固まってゆき、 私は大人という生き物に変わっていく。」 この表現は大人になって振り返れば、ああそうだった、と実感できる。 その手前にいる世代、女性に限定すれば「少女」。 「少女」の世界を存分に楽しめる作品であると思う。 ミステリーandホラーの要素も盛り込まれているものの こちらを視点にすると、ハテナがいっぱい。 香澄の母親が自分が死ぬためにああいう方法をとらなくてはならなかった理由は何か? 一番気になるこの点について書かれてないのが不満。 視点が真魚子にうつった後、月彦に恋心を抱くような展開が出てきたあたりから なんか軸がぶれてきたように感じた。
つながり読書 131 「流れる」 幸田文 2018-12-03 01:16:10 | ヨムヨム ネタバレチュウイ!!! 川つながりのように思えるタイトルで選んだものの、内容は川とは無関係。 「流れる」の捉え方はそれぞれだと思うが、自分ではどうにもできない流れの中で 人と人がぶつかり合いながら生きてる様を描きたかったのかな、と私は思う。 もう少し突っ込めば、そのぶつかり合いが玄人と素人の世界でどんなに違うものか、 という視点を持っている。 こういうのをウィットに富んだ文章というのだろうか。 推測を重ねたのちにフッと笑えたりして、読みごたえあり。 芸姑の世界を鋭く見つめる家政婦、梨花が主人公。 彼女の素性は明らかにされていないが、 私は家政婦以前にこんな女性、あまり仲良くなりたくない。 玄人でもなけりゃ、普通の奥さんでもない、と 物語中で梨花が値踏みされてる場面があるが、それは彼女の持つ 賢さ、冷やっとするようなところがそう思わせるのだと妙に納得。 再読したらまた新しい発見ができそうな気がする。