やむやむやみー

やみーのやむやむな毎日

下から伸びた?氷

2012-12-28 08:46:57 | やみーの日常
マイナス10℃前後の朝。

窓が凍って開かないこともある。

窓のふちに下から伸びたような氷の柱が・・・

んなわけないか。よく見ると、窓のふちをつたって下りてきた

結露が凍り、窓を開けた瞬間きれいにそこだけ残ったらしい。

つながり読書20 「老いてこそ上機嫌」 田辺聖子 

2012-12-21 07:56:42 | ヨムヨム ネタバレチュウイ!!!
前回の藤本義一と親交の深く、「困ったときのぎいっちゃん」と呼んで

なんでも相談していた、という田辺聖子。

私がブログに「おばあちゃんになった私へ」というカテゴリーを作っている

のは、人間老いたらどうなるのか、ということを想像するためであり、

このようなタイトルの本は興味がある。

「へえ、ふうん」と読みつつも、自分が著者と同じ年齢でこの本を読んだ

としたら、もっと感じ方は違うに違いない。つまりまだどこかで他人事、

なのだ。

では「老い」はいつ来るのか?

「人生のいいところ」という段で彼女が言っている。

老いはいつのまにかスーッとやってくる、と。

そして、

「そのへんの無惨な曖昧ぶりは、私には、きわめて人間らしいことに思われる。」と。



「先達の老いを見る」という段に書かれてる通り、老いに関してあふれる情報は

「なま身の人間にとって所詮、過ぎ行ゆく風のようなもの」であり、「先達の老い

を見るほど、実感されるもの」はないのだ。


老いは悲しい。でも悲嘆にくれる時間を少しでも短くしたい。

「電車を乗り換える」という発想。

そのためには「頑な」を捨て、手持ちのカードをだましだまし使う、

これ重要!!!








釜飯のフタ

2012-12-20 17:49:38 | 息子
たぶん息子が1年生ぐらいのとき、私と二人で朝の新幹線に乗り、

実家に向かった際、すっかり旅モードな彼に釜飯を買ってあげた。

けっこう乗客がいたのだが、かなーり大きな声で「おいしいっ!

こんなおいしいもの初めて食べた~」というような内容の感激の声を

もらし、母としては苦笑いするしかなかった。

問題はその後だった。

完食した彼は、その釜を持って行くと言い張る。

東京駅から乗り換える電車はおそらく混んでいる。

その中、釜を持って乗るのは絶対邪魔になることを予想した私は反対する。

彼は持って行くと言い張る。私、反対する。

問答の結果、フタだけ持ち帰ることになった。

もし聞いてる人がいたらさぞかしおかしかったに違いない。

時は過ぎ・・・先日6年生になった息子に部屋の掃除を命じ、

パンパンにふくらんだ「いらないもの袋」の中にあのときのフタが!

今度はそれを見つけたあたしが捨てられなくなった・・・







低血圧万歳!

2012-12-20 11:32:39 | カラダの話を聞く
久々に病院で血圧をはかってもらった。

 「86ですねー(上が)、ふふ、病院でこれだから家だともっと
  
  低いんじゃないんですか?ふふ」

先生が笑っている。

学生時代すごく調子の悪いとき、上が60ちょいだったことがある。

そのときは歩くのがやっとだった。

低血圧=寝起き悪い、というイメージだけど、寝起きはよいと思うし、

特に何か予定が入ってるときの朝、寝坊して飛び起きたときの朝、は

ベッドを出た直後からバタバタしてる私。。。

でも調子が悪いときのフラフラは、普段低い血圧がさらに下がってるって

ことだからかなりおやばい!!!?


そんな私にも希望の光が見えました。

高齢になるとともに血圧は上がるらしいので、低血圧による頭痛は

なくなるかも・・・

閉経すればホルモンの上下による頭痛はなくなるかも・・・

先生!!!あたし、年取るの楽しみっ!!!








つながり読書19 「西鶴名作集」 藤本義一著

2012-12-16 13:04:05 | ヨムヨム ネタバレチュウイ!!!
前回の谷沢永一氏は、西鶴の真の著書は「好色一代男」のみで、他は別の作家の筆によるもの、

という説を支持していた、というつながり。

というわけで、西鶴を探していてこの本に出会い、著者を見て驚いた。

今年亡くなった藤本義一氏だったからだ。

亡くなった際の情報で、11PMの司会者だった、ということを知ったぐらいなので、

西鶴を研究されていたことはもちろん知らず・・・

この著書に載っていたのは「好色一代男」以外の作品。

どれもちょっと教訓めいた昔話テイストな内容。

児童書コーナーにあった本だからなのか???

藤本氏があとがきで言われていたような「お行儀の悪い文章」

はなかった。。。








つながり読書18 「百言百話 明日への知恵」 谷沢永一

2012-12-12 08:56:18 | ヨムヨム ネタバレチュウイ!!!
開高健の友人である、谷沢永一氏。

文芸評論家、書誌学者。

「日本人の知恵の総覧ではなく、見直すべき明日への知恵として」という

コンセプトのもと、生まれた1冊。

開高氏と同じく、鬱を患っていることは後書きにも書かれ、

そこには一部から「鬼の谷沢」と呼ばれるような、著者の持つ激しさを

感じることはなかった。


名言、の中から・・・

鳥井信治郎(現サントリーの創設者)「やってみなはれ」

人生はとどのつまり賭けや/起こり得るいっさいの事態を想像しておけ/

しかしさいごには踏みきれ


河盛好蔵「人とつき合う法」

人間同士のつき合いは、たとえ、どんなに遠慮のない仲であっても、

常に一種の演技である。

われわれが、時に烈しく孤独を求めるのは、この演技から免れたいからである