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やむやむやみー

やみーのやむやむな毎日

CM 積水ハウス 「家に帰れば、積水ハウス。」

2014-08-01 10:00:38 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
積水ハウス 「家に帰れば、積水ハウス。」


このCM、少し前に見たきりなんだけど、一言「反則!」と申し上げたい。

犬と暮らした人なら鼻の奥がじーんとしちゃうはず。

老いていく犬と、成長する少年。

あああ。もうダメ。。。

「MOZU」・・・がっくり

2014-06-18 10:08:07 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
TBSドラマ「MOZU」を欠かさず見た。

毎回増えるナゾも楽しみつつ・・・

でもたしかに途中どのあたりだったかな、ちょっとヤな予感はしてた。

それは新聞の番組欄のサブタイトル。

正確に覚えてないが「倉木 VS ◯◯」みたいなタイトルを見た時感じた違和感。

このドラマにそういう単純なタイトルつけちゃうことに、イラッとした。


そして最終回。

私のイラツキは完全な怒りに変わった。

リアリティのない、派手さ重視の、中身の無いエンディング。

最後の居酒屋シーンで、倉木に微笑ませるのがわざとらしい。



原作者さま、これでいいんですかい?





「ロッキー」

2014-05-11 19:03:47 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
1976年、アメリカ映画。
主演・脚本、シルヴェスター・スタローン。

最近、伊達公子がロッキーのテーマソングをバックに、

ジューサーで自家製スタミナドリンクを作って飲み、いざトレーニングへ!という

ジュースのCMが流れている。

それを見ながら息子に「きみちょん(伊達公子)このCMピッタリだねえ」なんて

同意を求めたものの、息子が「ロッキー」をまだ見ていないことに気付いた。

あの曲を聞いて血がざわつくのは、あの映画見てこそのもの。

そこへちょうどBSでやることを知り、タイミングよく鑑賞できた。


ずいぶん昔に見たきりで、私はかなり忘れていた。

あのエイドリアンに対するあのぎこちなさ・・・だれかに似てる。

あ!黒板五郎さんだ!!!「こ、こどもがっまだっ食べてっでしょー!!!」



「サイドカーに犬」 根岸吉太郎 監督

2014-05-08 12:25:57 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
原作 長嶋有。

はっきり言ってこの作品・・・すごく好き。

キャストも好き、セリフも好き、音楽も好き、

こう感じてほしいという押し付けがましさがないのが好き!!!



一番好きな場面は、ヨーコが薫と二人でおやつを食べながら泣き始めるところ。

母親がいないのはさびいしいか、という問いに、「分からない」と答える薫。

それを聞いたヨーコは「ハードボイルドな女だねえ、薫は・・・」と言って、ホットケーキを

やけ食いしながら泣き始める。

この竹内結子の演技がすごくいい。

涙を流すヨーコに「(グレープフルーツの)汁、飛んだ?」と聞く薫。

笑おうとしながら泣くヨーコ。

小4女子に、まだヨーコの涙のワケは分からない。


この場面にはいろんな要素がギュッと詰まっているように思える。

ヨーコは薫を子どもという枠に入れて付き合っていない。

一人の人間として見ているし、そうしたいけれど、その薫の父を愛しているのは

自分の女の部分だ。

外側はヨーコの方がよっぽどハードボイルドなのに、内面は傷つきやすい。



で、また20年後の薫役のミムラがいい。

あの薫がこういう大人になる、という自然さ。

家族にさえ踏み込んでほしくない領域を持っているのも薫の個性だ。


古田新太が演じる薫の父のような、優しいダメ男に惹かれる、という意味ではヨーコも

薫の母も同じ要素を持っているのだろうけど、二人のタイプは対象的。


ヨーコの名前は本当は洋子だが、本人は嫌いらしいこと、海岸に行ったときの思い出話からも、

なんとなく彼女の両親に対する思いも想像がつく。

「自転車に乗れると世界が変わる」と薫に教えたのはおそらく経験談。

ヨーコが何かから解放される手段だったのかもしれない。

スペシウム光線とかレーザー光線が弟は好きだと薫が言うと、「男だね~バカだね~」

と笑うヨーコ。

そこなのだ!ヨーコが愛するのは男のそういうところだ。

タバコ吸いつつ「ヴィヨンの妻」を彼女はどんな気持ちで読んでいたのか?


薫の母は、あのファッション、あの部屋、あの言動からして、知性はあるが、プライドの高い女、

と思われる。思い込みも激しそう。

薫がヨーコと買い出しに出たとき麦チョコを選んだのは、普段母から許されていたお菓子

だったからなのでは?と思う。

少くとも薫から見て母親は、サイドカーを運転する、つまり自分の右側に落ち着く人間ではない。

あの母親はそんなこと想像にも及ばないと思うけど・・・


薫が父と弟と別れる際に見せた「頭突きandワンワン」は、運転席から切り離された

サイドカーに乗った犬なのかもしれない。

たぶん父ならその思いを汲み取ってくれる、そんな薫の心が見えてせつなかった。





























「麒麟の翼」 土井裕泰 監督 ネタが特にバレております!

2014-05-07 19:06:25 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
原作東野圭吾。

まず、親父と息子、のキャストが特によかった。


息子とうまくいかない原因をダメ親父だから、と反省してしまうような

誠実な父親を演じた中井貴一。

息子の友人に刺された後の心の動きを、無言のまま画面に語りかけてくる。

最後、麒麟の前で息子だけに見えた、ただうなずくだけの彼の存在感も

スゴイ。


父に反抗しつつも、うっすらためらいをにじませるところがよかった、

息子役の桃李くん。


この二人に焦点を合わせると、じんわりなストーリーに浸れるのだけど・・・

以下は細かい点が気になるタチの私のひとりごと。



1.冬樹くん 

  同棲相手の妊娠を知って職探しってことは、まじめに働こうという気持ち強いはず。

  いくら就職活動がうまくいかなかったからって、そんなときに窃盗するか?

  だいたい工場に月一くらいしかこない上司の顔、覚えてるか?


2,加賀と松宮のやりとりが、いまいち中途半端な笑い。


3,休日ゴルフに行くと行って、七福神めぐりをしていた青柳パパ。

  主婦目線から言えば、奥さんなら何かしらの異変に気付くのでは???


4,水泳部3人の生徒を事件から切り離したものの、吉永くん(あの髪型どうかと思う)が

  あれだけの後遺症を残した事実は変わりなく、そういう場合糸川のように教職を続けられる

  ものなのか?


5,加賀が青柳息子に事件真相を語る場面。

  ややくどい。そこまで言わなくても彼は分かるよ。


6,父親からのメッセージを息子が受け取ったという意味では、

  「希望」を押し出した、あのエンディングの雰囲気でもいいのかもしれない。

  でも、これからこの一連の事件を受け止めていかなくてはならない青柳息子が

  「希望」を見つけられるのはまだまだ先であり、「世の中甘く見てますよね」とにっこりする

  香織ちゃんとは違うということをもちょっと強調してもよいのでは。。。

  
 
  










「ストロベリーナイト インビジブルレイン」ネタが特にバレております!

2014-04-12 23:39:10 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
姫川班最後の事件、という副題の通り、事件解決後、それぞれ異動になる

わけだが・・・内容に「お待ちくだされ!」と思った方多いのでは?


ドラマを見続けてきた者にとっては、

どうも一連の運びが、最終的に姫ちゃんと菊田が絶対的に結ばれない

理由を作るためのものに思えてならない。

菊田の魅力を霞ませてまで、二人の関係にあえて結論を出す必要があったのか???


殺人事件そのものも、やや練りが足りぬな、という気がするのだが、

それぞれの人物の今までのキャラが活かしきれていないところが一番の不満だ。

ガンテツ含め、みんないい人になっちゃってさ・・・

そもそも事件の要、和田(三浦友和)という人物が、みんなにあれだけかばわれる

理由付けも弱い気がする。


うむぅ・・・(-"-)



 








「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 ロバート・ゼメキス監督

2014-01-10 22:35:21 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
1985年・アメリカ映画。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と言えば「The Power of Love」と、

主人公演じるマイケル・J・フォックスとドク、そしてデロリアン。

息子に見せたいなあ、と思っていたらちょうど年末に3部連続で放送。

久々に見ると、忘れたり、当時気付かなかったようなおもしろさを

いくつも発見し、楽しめた。


シリーズ化される予定はなかった、という話が載ってたけど、

それならエンディングは、ドクが未来への旅立つシーンだけで

良かったでないの?と突っ込みたくなる。


というわけで、2・3に興味はないんだけど・・・息子に見せられてよかった。

彼はマーティの魅惑の深海パーティでのギターソロのシーンでかなり

ウケていた。



北の零年 行定勲 監督

2013-12-28 20:47:09 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
最初は辛抱して見ようかと思った。。。だけど、限界。

吉永小百合と渡辺謙のキスシーンまで見たところで、録画削除!


このだれがどう見ても年齢の合わぬ夫婦には、死んだ夫の弟と結婚

したとか、何か事情があると期待した。

少女が吉永小百合を「母上!」と呼んだとき、実子じゃないとか、

何か事情があると期待した。


期待には応えてもらえなさそうだと、早く悟ってよかった。

半年船に揺られてたのに、やけに美しいメインキャストたち

を見た時からいやーな予感はしていたんだけど・・・


しょーがないんだよね。こういうこともある。




ステキな金縛り 三谷幸喜監督

2013-12-26 21:10:55 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
2011年公開、日本映画。

いっちばん好きなシーンは、中井貴一が死んだ犬と再会するところ。

分かる!交通事故で死んだりしたら絶対私もあー言うよ。

「だからあそこは危ないって言ったでしょ!」って。


それ以外、さすが三谷さん。
豪華な俳優で固めて、自分の思う通りの仕事をさせている感じ。
落ち武者が証人という設定はサイコーだけど、そこまででいいじゃん、
という気もする。

つまり・・・ヒロイン宝生弁護士の父上エピソードはなくてもいい気が
してしまう。。。草薙くんは敏腕弁護士に見えないし・・・(個人的に)


シザーハンズ ティム・バートン監督

2013-12-25 19:33:53 | ミルミル ネタバレチュウイ!!!
1990年アメリカ映画。
主役は若きジョニー・デップ。
ではあるものの、特にファンでない者にとっては分からない
(かもしれない)、あのメイク。はっきり言ってコワイ。

最初に映る街の風景。
パステルカラーと住民が同じパターンの中で暮らす様子が強調され、
「チャーリーとチョコレート工場」に似た奇妙さを感じる。

物語そのものよりも、エドワードのカリスマ美容師ぶりの方が印象的。
飛び出したエドワードが道端に座り込んでいると、となりに犬が
ちょこんと座り、前髪を切ってやるシーンがいい。

そして時折滑稽にさえ見える、ペグの誠実さを演じるあの女優さんがnice!
彼女は、エドワードを友人と呼び、彼に対する敬意を持ち続ける。

それにしても。。。あの最初と最後のウィノナ・ライダーのかなり無理な
老け役が・・・んーむ。
あの場面、時間の経過をもっと少なく設定してもよいのなら、
しわくちゃのペグが椅子で居眠り、
ちょい老けのウィノナが自分の子どもの前で語る、でもいいかなぁ。