二宮金次郎の史跡歩き(小田原市)11月5日(土)

2016-11-08 12:07:41 | 東京23区とその近辺
小田原市にある史跡をめぐる街歩きに参加した。天気のいいなか田舎道を歩いて訪ねる、たのしい一日だった。
計画立案、案内に感謝感謝だ。


このかっこいい特急で小田原へ。





他にもいろんなタイプがある。



大ちょうちんの下で集合。そこから富水駅(とみず)に移動、隣駅の栢山駅(かやま)の間にかたまっている史跡
をめぐる。



駅前に復元された掘り抜き井戸。昔はそこいら中にあったらしい。いまでも結構残っていた。



普通の家でも使われている。この後も何軒か見かけた。

きれいな花が咲いていた。

馬頭観音など石造物を集めてお祀りしていた。



いよいよ二宮尊徳記念館へ。





譲渡され、分解移築されて、あちこち転々ととしていたらしい生家は、ここに復元されていた。1700年中頃作られた
中流の農家らしい(父親が建てたと言われている)。











説明者の人柄か、なかなかの内容だった。

まわりの住民にも親しまれているようだ。







これを見たら、掘り抜き井戸が多いのも納得。



父母の死後、金次郎が引き取られたおじさんの家跡は隣。現在もおじさんの子孫がお住まい。



玄関わきの大木も立派だ。

薪を背負って記念撮影。背負子のみでもけっこう重い。





ほかの人達の方がさまになっている。







捨苗栽培地跡に移動。若い時、捨てられた稲の苗を拾い集めて、荒地に植えて米を得たということだった。
経験を積み重ねた。

富士山がきれい。電線を避けて撮るのに一苦労。

稲が刈り取られた後の畦道を歩く。







仙了川に出た。

このあたりが菜種栽培地跡。若い時に苦労しながら実践体験をしていたようだ。









耕した直後はみみずや虫が多いらしく、たくさんセキレイが走り回っていた。



掘り抜きの水が豊富できれいなので、クレソンのビニールハウスもある。

二宮家の菩提寺(善栄寺)。



金次郎の父が世話になった医者の村田道仙宅跡。子孫の方が住んでおられるようだが、病院は近くに移ったそうだ。



双体道祖神が集めて祀られていた。

酒匂川土手の松苗植栽地跡。13歳の時すでに実践していた。





酒匂川の風景、上流方向。

下流方向。





この後、栢山駅から小田原駅に戻る。

小田原駅東口の金次郎。



お城。お城を抜けて、次へ。暗くなってきた。

お城の構内のビャクシンの大木。



現代版のベーゴマ。

報徳二宮神社。







カフェは残念ながら終了時間だった。隣の報徳博物館も時間切れのため省略。

お城を抜けて駅へ。



駅から、ライトアップしたお城を。

駅付近で打ち上げの飲み会の後、小田急で帰った。とのしい一日だった。
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