造り酒屋の町西条 2月22日(月)

2010-03-07 11:48:02 | その他の街道
前から行きたいと思っていた広島の西条に、町の雰囲気を味わうことと街道歩き
を兼ねて行った。
期待以上だった。


御建神社への参道、この神社の境内に酒の神様である京都の松尾神社が分祠され
た(昭和初め)。

御建神社の本殿、たくさん酒樽が奉納されている。

この絵馬は広島らしい気がする。


ここでは一番大きい加茂鶴の酒蔵(酒造りの工場)の煙突が2本見えた。
第三・四と書いてあった。





右の壁の向こう側(内側)に加茂鶴の井戸の一つがある。

これがその井戸、どこの造り酒屋さんの井戸にも車に乗って汲みに来ている人達
がいた。ここでも容器が置いてある。

ここは山陽道(西国街道)の四日市宿だった、これは復元された本陣の門。
本陣跡地は加茂鶴酒造の所有らしく、この門もきれいに維持管理されている。

加茂鶴の事務所。

いくつかある酒蔵の一つの入口、杉の玉が見える。

同じ建物、手前に井戸が写っている。

付近の道、雰囲気が出ている(上下)。



広島市の東側から東広島市にかけての辺りによくある家。新幹線で東に向かうと
車窓からもたくさん見える。
赤茶色の瓦、屋根の両端の鯱?、堂々とした外観(上下)。



安芸国分寺の跡。お寺は後から建った真言宗のお寺になっていた。

こういう金堂が建っていたらしい。

現在は、そこには真言宗のお寺の本堂が建っている。

まわりは公園になっている、後ろから見たところ。

その公園を整備中だった。背景にさきほどの特徴的な家が見える。

切り株の様に見えるものが国分寺の建物の柱の位置だと工事の方が教えてくれた。
向こうの道までが敷地とのことで、広かったことが分かる。


福美人の酒蔵。

この酒蔵は町のはずれだったらしく、隣の、多分田畑だった所にはマツダの社宅
が建っていた。若い社員が多そうだったが、ここの人達は一年中お酒のかおりを
楽しめることになる。この時もいいかおりがただよっていた。

福美人の正面入口、いかにものんびりとした造り酒屋さんだったので、ここから
知り合いに一本送った。


造り酒屋さんがかたまっている中にマンションが数軒あり風景とは合っていない。
現在の人達が便利に住むためには、仕方のないというか、当然のこと、なのだが、せめて
色だけでも配慮がほしい。
施主、建築会社にはぜひお願いしたい、といってもそう感じるのはぼくだけかもしれないが。

こちらに来た時によく行く料理屋さんがごひいきの加茂泉の玄関。西国街道に面している。
いかにもおいしそうな情緒がただよっている。

その近くの街道沿いの家、いかにも四日市宿時代の家という雰囲気。

亀齢の酒蔵。

道端にあった亀齢の米の搬入口。

西条鶴の酒蔵、右側の建物に売店がある。
ここの道端の井戸でも水を汲んでいる人が写っている。

小さい造り酒屋ですが、味一筋にがんばってますみたいなキャッチフレーズがいりぐちに
書いてあった。
うれしくなって入ってみた、店員のおねーさんが親切だったので、重くない300ミリリットル
だけど一本買った(下の写真)。



白牡丹の酒蔵、石田三成の参謀だった島左近の子孫が1675年に開いたと伝えられる。

道をはさんで、白牡丹のもう一つの酒蔵があった、ここの前にも井戸がある。

こういう説明があった。

この井戸。汲んでいた車が出るとどこからともなく次の車がやってくる、すごく
水汲みがはやっているらしい。

山陽鶴、酒蔵は道から少し奥まった所にあるようで、見えなかった。

西国街道、四日市宿の雰囲気がある家(上下)。



この家の消化ポンプ?収納小屋?の扉に書いてあった半鐘の鳴らし方。いかにも
古い街並の感じがする。火の見櫓は見つからなかった。


加茂輝、こじんまりとした感じの酒蔵、例のこの地域に特徴的な家の建て方。

西条酒造組合には十の蔵元がある、JR西条駅から歩ける八の蔵元を見て歩いた。
コメント
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