このページからは、今までのとは別の人が書いています。字体が変わりました。こちらの方が読みやすいと思います。
家茂公第十一ページ(上の写真の一行目~二行目)
解読 去亥二月当子正月迄之内
御上洛御用等ニ而大嶋串本両浦初弐拾八ヶ浦
読み方 去る亥『い』二月、当子『ね』正月迄の内
御上洛御用等にて、大嶋・串本両浦始め二十八ヶ浦
解説 「亥」年は「子」年の前年になります。去年の二月から今年の正月まで。 「迄」は異体字で、占にしんねょうですが、この文では崩し過ぎで読めません。形で覚える字です。 「御用ホニ而」・・・「ホ」はここではカタカナの「ホ」の字を使っていますが、「等」の崩し字です。「ニ」の次は「而」で「て」と読みます。 「両浦」の「両」が難しい崩し方です。