古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第九章 将軍家茂公の串本上陸・その二十三

2012年01月06日 10時13分00秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

一日休ませて頂きました。

家茂公第九ページ(上の写真の一~二ページ)

解読    談置之品有之由ニ而委細村役人共江

      申聞有之儀ニ付、此度御下ケ銀之儀者

読み方  談じ置きの品、これ有る由にて、委細村役人共へ

     申し聞かせこれ有る儀に付き、この度お下げ銀の儀は

解説   「談じ置きの品」・・・話して置いた事情。 「品」は品物ではなくて、事情・状態の事。 「有之由ニ而」・・・これ有る由にて。話して置いた事情が有るので。「有之」も難しいですが、次行にも出ています。 「委細村役人共江」・・・詳細は村の役人達へ。