「
乍恐口上書附」第一頁、上の五~六行目
解読 印形付之書附御達可申上旨、御見分
役人衆より御申聞之趣承知仕候。元来
読み 印形付きの書き附けお達し申し上ぐべき旨、御見分
役人衆よりお申し聞かせの趣承知仕り候。元来
解説 「印形付之書附御達可申上旨」・・・印鑑を押した書類で通達するべき旨。 「印」と「書」の二文字が難しい。 「御見分役人衆より」・・・検査に来た御役人様から。「見分」と「衆」が難しいです。何れも形で覚える字。 「御申聞之趣」・・・申された趣旨。「聞」も簡単に読める字では有りません。「聞かす」と読みます。「趣」も難解文字です。趣旨。内容。 「承知仕候」・・・ここは比較的易しい。 最後は「元来」・・・もともと。