家茂公第九ページ(上の写真の三行目~四行目)
解読 何分速ニ相済候様仕度、奉存候。若何時
還御被為在又々御一泊ニも相成り
読み方 何分速やかに相済み候様仕りたく、もし何時
還御『かんぎょ』在らせられ、又々御一泊にも相成り
解説 読みにくいですが、解読文と照らし合わせて読んでいけば、大体見当は付くと思います。最後「若」は「もし」と読みます。前にも出ました。その次は「何時」・・・いつ。 「還御」・・・「還」は帰ると同じ。「還幸」・・・「天子がお帰りになること」と同じと辞典に載っています。 「被為在」・・・在らせられ。 「御一泊」・・・「泊」は崩し字辞典ではこのように書いてないのですが、他に思い当たりません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます