開業以来初めてとなる、5色に彩られたスカイツリーが動いた。と言ってもスカイツリーが3本の脚で歩き始めたわけではない。2020年の夏季五輪の東京開催を目指し、開催都市決定の1年前にあたる7日、スカイツリーが五輪のロゴの輪と同じ5色にライトアップされ、その5色の輪が展望デッキに向かって上昇していったのだ。

ロンドン五輪のメダリスト、水泳の寺川綾さんと重量挙げの三宅宏美さん、そして三宅さんのコーチで父親の三宅義行氏を招いて行われた点灯式では、今行われているパラリンピックにも話が及ぶ。障碍を持ちながらアスリートとして活躍する彼らを見ていると、頭の悪さや、容姿に不満を持つ自分が小さく見える。

午後6時15分、関係者と共にメダリストの手により、2020年の東京招致を祈念して、スカイツリーに特別ライティングの灯が入る。

イベント会場の真上のスカイツリーは、黄昏迫る空に向かって、赤い灯の輪の塊が勢い良く上昇を始めた。それは日替わりで点灯されている粋と雅の色とは違い、スカイツリーが五輪の願いに燃えているようでもある。

展望デッキまでの350㍍を、赤、青、黄、緑、紫の5色の輪が、次々と上昇するスカイツリーは、どこから見ても、まるで生き物のように天を焦がして行く。








48年前の1964年に行われた東京オリンピックのときは21歳だった。8年後の2020年、あの感動を再び東京で見ることができるだろうか?それまで生きていればの話だが。。。

ロンドン五輪のメダリスト、水泳の寺川綾さんと重量挙げの三宅宏美さん、そして三宅さんのコーチで父親の三宅義行氏を招いて行われた点灯式では、今行われているパラリンピックにも話が及ぶ。障碍を持ちながらアスリートとして活躍する彼らを見ていると、頭の悪さや、容姿に不満を持つ自分が小さく見える。

午後6時15分、関係者と共にメダリストの手により、2020年の東京招致を祈念して、スカイツリーに特別ライティングの灯が入る。

イベント会場の真上のスカイツリーは、黄昏迫る空に向かって、赤い灯の輪の塊が勢い良く上昇を始めた。それは日替わりで点灯されている粋と雅の色とは違い、スカイツリーが五輪の願いに燃えているようでもある。

展望デッキまでの350㍍を、赤、青、黄、緑、紫の5色の輪が、次々と上昇するスカイツリーは、どこから見ても、まるで生き物のように天を焦がして行く。








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