勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

白南風

2007-08-02 02:37:24 | Weblog
◇ 白南風 ◇

白い南風・・・・・と書いて
<しらはえ> と読みます
古い昔のことばです
梅雨明けの風・・・・・
という意味です

さわやかな気品のある言葉です
美しい日本語です
私の大好きな言葉です

じめじめとつづいた
長い梅雨が
ようやくあがり
カラリと晴れた青空から
さぁッと吹いてくる
一陣の風・・・・・
それが <しらはえ> です

白南風が吹いて
桃の実は本当に熟すんです
白南風が吹いて
風鈴ははじめて
冴えた自分の音色で
鳴るのです

心の中のもやもやを
さらりと消してくれる
浄土からの風
それが <しらはえ> です

昨日までの古い着物を
パッと脱いで
新しい今日のいのちを
スカッと生きましょう
しらはえ
しらはえ
白南風のように・・・・・

-相田みつをさん-


 梅雨が明けた。8月1日、やっと梅雨が明けた。平年より12日遅く、観測史上4番目に遅いという。関東甲信越の梅雨明けは昨年も7月30日だったらしい。近年の梅雨明けは遅れる傾向にあり、地球温暖化との関連も懸念されている。

 夏空が広がり真夏日となった1日、ちょっといいことがあった。予期せぬ出来事があった。白南風が運んできてくれたのかも知れない。でも、それは 「な・い・しょ」。今日の夜風は気持ちがいい。