daisukeとhanakoの部屋

わが家の愛犬 daisuke(MD、13歳)とhanako(MD、6歳)の刺激的仙台生活

茸の庭

2014年07月27日 21時57分18秒 | Weblog

先日の大雨で、庭の切り株から茸が大量発生。

これはアセタケ。毒がある。

 

 

茸は死んだ木の養分を吸って生育する。 

だから木の子というらしい。 

生きてる木は免疫があって、寄生しにくいのだろう。 

この木は桜。 

あまりに伸びすぎ、隣の敷地にかかったので、2年前に切った。 

しばらく芽吹いていたが、1年前からそれもなくなっていた。

 

左のは種類が違うようだが、古くなったアセタケ。

 

桜の木の根っこからも。

 

伐採して放置してあった枝からも。

 

隣の家の敷地にまで広がりそうなので、すべて採り払った。 

 

アセタケ

食べられる種は無く、多くがムスカリンという食べると涙と唾液、そして大量の汗が吹き出す毒を含む。

だからアセタケ(汗茸)と名付けられたらしい。おまけに臭いのも多いとくれば、キノコハンターには当然見向きもされない。

でもその実態は、都会の公園でも良く見かけるとても身近なキノコの仲間。

国内で確認されているものだけでも100種類を軽く超え、毎年新種や新産種が報告され続けている。

見た目だけではなかなか区別がつかないけれど、じっくり観察すると個性が少しづつ見えてくる。

アセタケにはトマヤタケ(苫屋茸)という別の呼び名がある。

傘の表面が細かい繊維状で中央が突出する形となるのを、苫屋(苫葺きの小屋)に見立てた、なんとも風情のある名だ。


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