今年の夏はあまりの暑さに、エアコンと扇風機の両方を使っている。
犬たちは扇風機が大好きで、つけるとすぐに寄って来る。
気になるのはこの扇風機が昭和40年製と古いこと。
しかもBROTHER社製。
BROTHERはミシンの他、いっときパソコンとかFAX、扇風機などの家電を作っていた。
当時の扇風機はマイコンを使っていない。
しかも夏しか使わないし、動作が単純なのでなかなか壊れない。
冷蔵庫のように24時間休みなく使う電気製品よりもずっと長持ちする。
それだけに部品の劣化に気付かず、突然発火することがあるそうだ。
今年限りで捨てよう、と思ってから、10年が経つ。
わが家にはSANYOの扇風機もあったが、同じ型版の機種の事故が新聞に載って去
年慌てて捨てた。
しかしBROTHER社製のはまだ記事になっていないので、なんとなく使っていた。
しかしNHKでもこんなことを言い始めた。
今のところ回転するし、がたがたしないし、焦げ臭くもないし、変な音もしないからまだ大丈夫、じゃないかな。
と思っていたら、昨日運転中、突然ガタガタいい始めた。
止めてみたら羽根の一部が欠けており、そのためバランスが悪くなったのであった。
運転中ガタガタいうと摩擦が大きくなって、より発火しやすそうだ。
そのため満45年の使用をもって、ついに廃棄することにした。
この扇風機は、エアコン25年、電子レンジ30年、の我が家に記録を大幅に塗り替えてくれた。
どうもお疲れ様